2014年7月9日水曜日

釣行14時間で釣れなかったのが名人の指導で

7月8日(火)

台風8号のせいで週末は釣りにならないのが分かっている。仕方ないので休みを取って釣りに行く事に。釣りに行くのは良いが、前回の釣行で竿を折ってしまっているではないか。注文した磯竿の4号が届いていないので、仕方なく釣具店に在庫確認して3号を購入。何が仕方ないのか全く分からない。病気。

そして行ってきました横須賀はうみかぜ公園。長潮翌日の中潮で、満潮は14時半。11時と17時くらいに時合があるかと予想。アジが釣りたかったので深夜2時から釣りを始めるも、足元もカゴも不発。10cmに満たないネンブツダイが1匹。アジについては完全なる空振りに終わった。潮位が低いのか棚かポイントが悪いのか。そんな事に悩む以前に、横須賀でアジを釣ろうと言うのがそもそも間違っていると結論付けてもいいんじゃないのかね、君。

当日のタイドグラフ

明けてからの間詰め時。これまた渋くて、人は増えてきたけれど、揚がったアジは釣場で1匹だけ。私は鯖に照準を切り替え、6時には既に車の中で不貞寝を決め込む事にした。10時まで寝るつもりが8時には目が覚めてしまい、ボケーッとベタ凪の海を眺める。全く潮が利いていない。

赤潮まで発生していて

「これで釣れるはずがあるか」とコンビニへ朝食を買いに行き、現場に戻って殊更にゆっくりと食す。竿を手にしても、潮が利いていないのを良い事に時には5分もカゴを流すやる気の無さ。60m付近に棚を最大13m取り、徐々に浅くする。小鯖しか釣れなかったが、初めて手にするシマノ磯遠投EV3-520PTSの扱いやすさは大いに心の慰めになった。海の気配は相変わらず悪かったが、鯖は気の良い魚だ。10時ごろに軽い時合があり、釣場全体で5本ほども揚がったろうか。棚は6m前後だったようだ。すぐに私も棚を合わせたが、生憎私には縁が無かった。

ベタ凪の海に強い日差し。すっかり気怠い夏の日だ。これは満潮を過ぎるまでは駄目だと、Theピーズのトロピカルを聞きながら、12時過ぎに再度車中で眠りに就いた。14時半ごろ、満潮潮止まりの頃に起床。海を見ると、寄せていた赤潮が消えて、100mほど沖に流されているのが見える。少しは水が入れ替わったかな。風も程よく出て来て心地良い。これはそろそろ名人がお出ましだろうと思ったら、やはり15時半ごろ姿が見えた。

この日は名人は竿を持つ気は無いらしく、ラッキーな事に直接指導をして貰う事が出来た。指示内容は、50m投げて棚は9m、2本針。すると1投目からウキがスパッと消しこんだ。14時間粘って釣れなかったものが、ものの5分で釣れてしまうとは。私がすっかり関心して名人にお礼を言うとニヤリと笑い、教えるのも中々上手いもんだろ、と。渋いですなぁ。しかし10分も釣場を眺めていれば、その日の棚が把握出来てしまうんだから、凄まじい観察眼と経験則。もっと海を見てきちんと経験を貯めこまなければと思ったね。その後は若干の棚調整を加えつつ1匹追釣し、どうにか格好が付いた。


この日変わった出来事としては、底付近を流していたら、キスが釣れた事。オキアミでも釣れるんだ。カレイを釣っていたお父さんも居たので、棚が合えばオキアミの守備範囲はかなり広いようだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿