2014年7月25日金曜日

新島の4日間

7月19日から7月22日は家族で新島旅行。最初の2日は長男くんが熱を出して宿から出られなかった。私は嫁に世話を任せて、釣りまくって来ましたよ。以下、覚書。

KitKatのAndroidで適当にパシャパシャ撮ってたら
いつの間にか生成されてたパノラマ写真
場所は羽伏浦のサーフ

~宿
今回の宿は、みんな知ってる治五平さんにチェックイン。治五平さんは釣り名人のマスターと美人の女将さんが営む民宿で、飯がとにかく美味いし、釣り人にいろいろ便宜を図ってくれるし、おまけにリーズナブルというスペシャルな宿。夕飯に出る刺し身は特に美味い。今回はイサキ、目鯛、真鯛などが供された。

魚ビーサン。全色コンプしたい。

~移動手段
昨年は自転車で羽伏漁港まで2往復ほどしたが、これは帰りの坂道が死亡遊戯過ぎた。体に合った自転車でタックルを持っていなければ何とかというレベルで、レンタルのママチャリでは・・・。これに懲りて今年は原付きを借りたがこれが大当たり。タックルを全て持てるか不安だったけれどギリギリOK。自転車では通行禁止の新島トンネルを通りぬけ、若郷の漁港でも釣りが出来たし、島内を一通り巡って地理感も付いた。時間も体力も節約出来て、釣りに集中出来たので大正解。前述の新島トンネルを通る時は鍾乳洞内のように冷える上に全長が約3kmと長いので、Tシャツでは厳しいので注意。

前にカゴが付いていて、メットインスペースも合わせるとかなり積める

~天候
島の天候は変わりやすい。今回も時間10mm以上の雨に降られた。レインウェアは常に携行をお薦めする。雷も多く、見通しが良いのでかなり遠くの稲妻でも派手に光って見える。まぁ音がしないうちは大丈夫だが、安全第一。

ミサイル試射場付近

~持参タックル
3号の遠投カゴ竿と11g~40gの10’ルアー竿の2本建て。ルアー竿ではルアーは当然ながら、加えて泳がせ用の小物も釣り、遠投カゴ竿で泳がせるという算段だった。これがあんな展開になっちまうとはねぇ・・・・・・。

鯖・・・鯖・・・

~旅の初釣り
一寝入りして起きると1時前。ちょっと早いかと思いつつ、新島マリンで買ったアミコマセを持って宿を出る。コマセを使ってルアー竿で小物を釣る。その小物を遠投カゴで泳がせて、大物を仕留める。そういう予定だったはずじゃないか。それなのに現場に着くとどうしてもカゴ釣りがしたくなった。アミコマセを買ったんで、実際は爆弾仕掛けにしたんだけれど。
100円ショップで買った、ハリス1.5号の白バケサビキ。2~3投目にスパッとウキが消え、大物の予感。やけに横に走るなと思ったらやはり40cmくらいの鯖。ハリス強度に不安があったけれど、磯竿だといなすのに余り苦労が要らないし、魚が弱ればぶっこ抜き可能と判明。ハラハラしつつ魚を寄せるのが楽しくて、4本ほど揚げてしまった。
が、ここで大トラブル。ほんのちょっとのつもりで置いた竿が鯖に持って行かれてしまったのだ。タモもないので、ゆっくり沈んでいくシマノ磯遠投EV 3-520PTSを見送るだけ。まだ数回しか釣行していないのに・・・。その後はルアーロッドに爆弾を換装して2本追釣。夜が明けてからジグを投げてみるも不発。鯖は治五平さんで塩焼きにして貰った。

右に曲がると羽伏漁港
まっすぐ行けば平成新島トンネル

~他人の釣果
20gほどのメタルジグで釣ったという50cmクラスの真鯛を持ったお兄さんが宿の前で記念撮影をしているのを目撃。ショアジグで50cmの真鯛・・・・・・何という・・・・・・・・・新島恐るべし。羽伏漁港で投げ竿でメタルジグを遠投している釣り船屋のお兄さん達も居て、話を聞くと1時間ほど前までシイラが接岸していて5枚ほど揚げたそうだ。どちらも朝8時くらいの事だったらしい。羨ましい限り。他にはシマアジを2枚とメジナ等を若郷で釣ってきたファミリーが居た。これを聞いて若郷に行ってみようと決心。

すぐそばに山が迫る若郷
灯りが豊富で漁協そばに綺麗なトイレもある

~その後の釣果
今回の新島釣行を振り返ると、ひたすら鯖との戦いだった。羽伏でも若郷でも、どこに行っても鯖にしか合わない。羽伏では4mから11mまで、全ての棚で鯖に食われて途方に暮れた時間帯もあった。諦めて出直せば良いじゃんね。結局40cmクラスの大鯖、楽に20匹はリリースしただろう。20cmクラスの小鯖に至っては数知れない。1匹捌いて餌にしてみたが振るわず。アジもちょいちょいかかって来たが、15cm以下のものばかりで次々リリース、たまに泳がせて空振り。鯖釣りとしてみれば大成功なのだが、新島ならではの獲物、カンパチやシマアジ、マダイ、シイラといった獲物には恵まれなかった。


めちゃめちゃ遊ばせて貰った羽伏漁港。
外海に面した波止があるのが優れた釣場である理由。
トイレなし。雷や雨を凌ぐ屋根も近くに無いので注意。

~タックルについて
・磯竿3号を持っていったのは正解だったろう。これでジグを投げたって良いんだ。大物がかかった時の対応力が抜群。大物かからなかったけど。
・泳がせはどうしても2つ目の竿とリールが必要になるから、飛行機旅で目論むのはやめた方が良いんだろう。
・遠投竿でない2号の磯竿を島で手に入れたが、これは失敗だったか?意外と竿先はしっかりしていてラフな使用にも耐えるけれど、やはり遠投には向かずポイントは30m以内になる。
・ヨーヅリの遠投カゴを使ったが、これは全く使えない。付け餌をカゴの中に入れても、殆ど投げる時に外に出てしまう。欠陥品。お陰で狙った棚に仕掛けが馴染む前に小鯖に食われて往生した。
・今回は軽目の仕掛けに終始したが、小物を躱すための沈降速度を得るためにオモリを増すのはありかもしれない。
・最近ちょくちょく見かける、オキアミ用のナイロン手編みのカゴを買ってみた。三叉サルカンで仕掛けを作るそうだ。横須賀あたりで使ってみてリポートしたい。
☆尻手ロープは面倒臭がらずに必ずかける!!

無料の海水温泉を下の磯からパチリ
パルテノン神殿風の作り

新島を総括すると、黒潮の海流内にあるため魚影の濃さは本州とは比較にならない。ベイトは常に山ほど入っていて、新島港あたりで近くに魚が居ない?と思っても軽くコマセを蒔くと数百の小アジが瞬く間に群がってくる。日本でも最も豊かな海として数えられるだろう。次回は大物にターゲットを絞った作戦を練りに練ってから島の土を踏む事としたい。ルアーに特化した方が良いのかなぁ・・・。


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