2014年11月28日金曜日

2014シーズン最後の青物を狙う

11月22日(土)

釣りシーズンもそろそろお終い。観音山下で最後の青物を楽しもうと嫁と長男さんの3人で出かけた。彼らには磯歩きと景色の美しさを楽しんで貰おうというわけ。お握りを持って出かけ、4時半ごろに宮川港に到着。私だけ暗い中を釣り座に向かう。この日は最高気温が19度、風も最大3m程度で天気に恵まれた。潮回りも大潮で、これで釣れなければしょうがない。

夜明けに下げに転じる

先客が数名居たが沖向きに投げられる釣り座をギリギリ確保。右手に3名フカセがおり、左手のテラスに投げという配置で、右手にあまり気を使わずに流せるのはありがたい。この日は両軸でほどほどに遠投してのんびりやろうという算段で、東の空がうっすらと色付いたかと見える頃に第1投。潮は左から右に流れており、右手の港側から出てくる流れと合わさって潮目が出来る、経験則上は釣れる潮。

水汲みバケツに大型魚の稚魚らしき小魚が数匹入って来た

ジョジョに明るくなるのに合わせて期待も膨らむ。何時でも入って来ていいよカツオちゃんなどと妄想していたのだが、青物の気配はさっぱり。普段だとカゴ釣り師が数名入っているので、誰か釣れればそれに見合った対応をするのだけれど、この日は何故か私1人だけ。仕方が無いので独りで情報を集めるしかない。とにかく釣れる棚を探らなければ。3mから始めて2投ごとに棚を1mずつ深くする。いつしかヘッドライトも要らない時間になって来た。

テラスの向こうにルアーマンが入ってきた

波高1~1.5mなので払い出しもそれほど無い。潮目も仕掛けの届かない沖にしか出ておらず、もう少し海に変化が欲しいところだ。右手のフカセ軍団がちらほらと手のひらサイズのメジナを揚げているのみで、周りにも目立った釣果は無い。いつしか潮が右から左に変わっていた。棚を6mほどに合わせて流しテラスの手前で回収前のひと誘いを入れてやると、グッと竿に重みが乗ってきた。それほど暴れる気配は無く、アイゴかと思ったら30cmくらいのメジナ。

長男さんが来た時に下処理をしてもらった

この後は泣かず飛ばず。カワハギかカレイでも釣れないかと持ってきた投げ仕掛けにも反応は無し。これは空振ったかと思い始めた8時ごろに嫁と長男さんが弁当を持って来てくれた。綺麗な空気と景色の中で食う握り飯は格別ですな。嫁と長男さんは朝ごはんの後に洞窟探検や散策に行ったようだが嫁はバテバテ。ランニングより磯歩きの方がインナーマッスルが鍛えられるから有難がっておきなさい。

昼前にはスッキリと晴れていい景色

その後テラスの投げ師が30cmほどの平べったい魚を釣り上げたのでカレイかと思い見に行くと、これが何と巨大カワハギ。エサは岩イソメとの事だったが距離を聞くのは忘れてしまった。あのサイズなら1匹でもゆっくり晩酌出来るんだよなぁ。お見事でした。

それにしても今シーズンの釣り納めかくらいの心持ちで臨んだ釣行だったが、この結果ではシーズンを〆る訳には行かない。次はどこに行こうかしら。

0 件のコメント:

コメントを投稿