土曜の朝8時半までに帰らねばという縛りの中でに釣行の計画を立てる。天辺頃には起きて、松輪か剣崎の磯でアジでも釣ろうかと考えていた。ところが2時まで寝てしまったので、アジ釣りには厳しくなってしまった。10日後には初心者を連れての釣行があるので、ここは足場の良い波止の下見に目的を変更。どのみち南風の予報でもあり、城ヶ島の北側の岸壁に行く事に。
三崎港には2~3回行った事があるが、なぜか城ヶ島に渡った事は無い。3時半頃に城ヶ島大橋を渡り、北西部の岸壁へ車横付け。おこぼれを狙う猫が一番多くて一番明るい街灯の下に釣り座を構える。街灯は岸壁沿いに切れ間なくあるのだが、驚くほど煌々としていてヘッドライトが無くても仕掛けが作れるレベル。足場も良く、そこまで混んでいるわけでもない。これはファミリーフィッシングには最適な釣場。
全く加工していない写真からでも舗装の滑らかさが伝わるだろう
さらに太陽光は一筋も差し込んでいないのにこの明るさは凄い
対岸の三崎港にも灯りは豊富で、灯りが映りこんだ水面に小魚の群れが三角の波を立てているのが分かる。群れはかなり大きく、波の数も多い。この規模となるとイワシで間違いない。たまに足元に寄せてくるのをまじまじと見ると、やはり15cm弱のイワシ。しかし捕食されている様子は無いので、大物は望み薄かなと思いつつ爆弾の支度。投げサビキ用にチューンされたリアルアミエビの3本針1m仕様。大鯖でも上がる仕掛けを選んでいるし、底付近に棚を取るのでイワシはかからないだろう。とは言えそれほど水深は無く、5m~6m程度。それほど時間も無いし、アミエビ1ブロックを投げ切ったら他の釣り座の見学に行く事にして仕掛けを打ち返す。
夜明けの城ヶ島大橋
ほどなく夜も明けるが、全く魚信は無い。イワシを釣ってやろうかとも思ったが、小さい白バケに換装するのが面倒で、結局ロマンを追い続けた。タコエギ師が2名ほど岸壁を歩きながら釣っていたが、彼らが揚げたところも見られなかった。以前に勝浦でシラスが大量に入って来た日に出くわしたがろくに釣れなかった。後で調べると、その翌日くらいから青物が爆釣したらしい。このイワシもそういう釣れ方をするんじゃないだろうか。とにかくこの日はイワシを釣っている人以外はロクな獲物は無かった。この釣り場の特徴は、三崎港と城ヶ島の距離がかなり近いため、異様に流れが速い事。カゴは1分も流せば限界。スパイク付きのオモリでぶっこみにするなど、流れの速い時は工夫が必要だろう。泳がせやルアーも良いかもしれない。そうこうするうちに5時過ぎにアミコマセが切れたので三崎側の釣り座を見学に。
城ヶ島大橋の三崎側たもと
有望そうだと思っていた城ヶ島大橋の三崎側のたもとに着くと、ぶっこみが2名、エギが1名。どちらも目立った釣果は無いようだ。黒猫が居たので少し遊んでもらっていたが、その間も何かが揚がる事は無かった。ただ、こちらは橋脚へ向けてのぶっこみに定評があり、いずれ試してみたいと思っている。
完全に坊主で家路に着いたわけだが、期待していなかったのでそれほどダメージも無い。この日は短時間釣行で道も空いている時間に移動したので疲労が少なかった。釣り場の下見に行ったと思えば。しかし三崎・城ヶ島は評価が難しい。秋ならカワハギ一択で一生懸命釣るんですがね。イカはエギが沈むの待つのがかったるいし・・・。
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