翌日休みだったので長男さんを道連れに横須賀に夜から乗り込む。三春町岸壁に着いたのが22時ごろ。岸壁から大津港方面など一通り見回ると、数人のルアーマンとその3倍ほどのタチウオ釣り師。太刀魚師は三春町岸壁の西側と、大津港にしか居ない。私はひたすらアジを釣りたいと考えていたので、タチウオ釣り師達が居ない岸壁のくの字コーナーに陣取り、取り敢えずコマセ1ブロックだけやってみようと竿を出す。その間、長男さんは助手席で爆睡していてピクリとも動かない。私は投げサビキで棚やポイントを変えつつ攻めるが、ウキもピクリとも動かない。24時過ぎに眠気が襲ってきたので納竿。ビールを買い込んでうみかぜ公園の駐車場で一杯やってから4時過ぎまで寝る事に。
8月21日(木)
この日は若潮でなかなかに難しい潮周り。朝マズメは5時までに釣れなければ厳しそう。次の山は正午あたりからで、これ以降は群れが回ってくる可能性は常にあるような気がする。最も暑い時間帯に竿を出さなければならないので、体力勝負を覚悟。
4時に起きて仕掛けを作る。新たに作ったチヌ5号2本針にハリス6号の太仕掛け、カゴは8号。残っていたアミコマセにオキアミとアジパワーを足しせっせと投げたが、反応があったのは一度だけ。ゴンゴンと首を振るアイナメのような手応えがあり、なかなかの重量感。食べられる魚を期待したけれど、揚がって来たのは30cmくらいのフグ。
でかー
釣り場は朝マズメの慌ただしさに一見活況を呈していたが、1年生の鯖が数匹揚がっていた程度でお寒い状況。まぁここまで潮が下げていてはしょうがない。暑くなってきたし釣れる気もしないので7時には休憩モード。竿を6.2mの両軸竿に替えて餌を付けずに投げ練。リールは分解して油を挿し直したが、結局飛距離にそれほど違いは出ずに70m程度しか飛ばない。30投ほどすると、派手なバックラッシュを起こしてしまった。
手の施しようがない
起きてきた長男さんとコンビニへ買い出しに行き朝食を摂る。その後はしばし昨晩のつまみだったチーズいかの残りを胴突き仕掛けに付けて遊ぶ。釣れたのはフグが1匹だけで、これが長男さんがこの日に釣った最後の魚になった。
1/3は常連。両脇はカップルだった。
釣り場は平日だが盛況。皆さん朝マズメを過ぎても釣り続けていたけれど、我々は体力温存のために戦略的撤退。時間潰しのため、9時開店の近くのクーラーの効いたホームセンターに行ってみた。冷やかしのつもりが、必要だと思いながら買い忘れていたものが色々と見つかり、結構買い物してしまった。その後は車中で長男さんにねだられたマックのポテトを突っついてから昼寝。寝るべき時に寝られるのは、帰りの車中で眠気に襲われないためにも釣り師には大事な事。
正午に起きて実釣開始。潮色は良く追い風4m前後。上から吹き付ける風がさざ波を起こしていて海の状態は一見すると良い。ただし潮はほとんど動かず潮目もほぼ無し。気温は35度くらいだろうか、非常に暑い。これは体力的に厳しいと思う心に鞭を入れるように、残りのオキアミを全てコマセバケツに入れる。午前中に長男さんに「昼過ぎに絶対釣れるから大丈夫大丈夫!」と大口を叩いていた手前、釣らねばならんのだよ釣らねば。
2kg以上になったコマセから数十グラムずつを取り、50m付近に棚9mで固め打ち。流す合間に長男さんに自分の竿を作らせる。ウキやカゴの組み合わせさえ指定してやれば独りで仕掛けが組めるようになりつつある。潮の流れが少し早くなった13時ごろ、ようやくウキが消し込む。ハリスは6号なので安心してキツ目に合わせを入れ、強引に浮かせる。抜き上げも成功し、ほっと一安心。
その後立て続けに2本掛かったが、うち1本は掛かりどころが悪かったようで抜き上げ時に抜けてしまった。ハリスを3号から6号に太くした事で食いが悪くなるかと懸念したけれど、私以外で大鯖を釣った人は結局最後まで見なかったので、私だけ特別食いが悪いという事は無かったようだ。どこまで行っても鯖は気の良い魚と言うことか。今後は釣れていない時だけハリスの号数を落とす事にしよう。針をチヌ3号から5号に替えた件については、抜き上げに1回失敗したがこれだけでは判断しづらい。
その後はいくら投げても反応無く、15時ごろからは南東風で横から風を受ける事になったので釣りづらくてしょうがない。16時ごろに餌も無くなり納竿とした。鯖は2本ともフライにしたがやはり美味い。家族3人であっという間に食べてしまった。ビールのあてに最高だねー。
0 件のコメント:
コメントを投稿