三浦の磯に入ったのが13:30。この日は中潮最終日で13:58が干潮潮止まり。普通に考えたら余り良い時間帯ではない。そう考えて最初はのんびりと水深を測っていた。40~50m付近で11mほどの水深がある。潮はゆっくりなのでハリス分をそこそこ考慮に入れなければならない。
普通だとそれほど期待できない時間帯
今後の目標である「50cmオーバーの美味しい魚」の引きに対処すべく仕掛けはハリス6号のチヌ針5号、この日は4号竿だったのでカゴとウキは12号とした。高知・宇佐一文字で2回連続してハリスを切られた光景がまぶたに残っている。これを拭わないと1歩も前に進めない。50UPさんいらっしゃい。
パノラマ写真 by Google
実釣を開始したのは13:50ごろ。1回だけ一番底を嘗めてみたが全く反応が無いので、棚を一気に2m程度にまで引き上げた。するとすぐにウキに反応。元気の良い30cm見当のソーダガツオが揚がってきた。
30cmちょうどくらいのカツオ
気を良くして同じ所に投げ入れると、またもウキが消えた。今度は引きが一周り強く、潜る動きもある。緑色の背中に黄色いライン。活きの良いイナダが見えて来た。良く太っていたし波も全く無い、それに高知で折った3号竿の事も思い出される。ここは慎重にタモを使う事にした。
一応寄せる場所は決めていたのでそこまでは上手く行ったが、リールを巻きすぎて竿の扱いが難しくなってしまった。かと言って糸を緩めるのもバラしが怖い。何とも手際の悪い不格好なタモ入れになってしまい、周りのギャラリーには良い見世物だったろう。逆に小物でもタモを入れる練習をしようかしら。
40cmぴったりのぎりぎりイナダだが
かなり太かった
正にド干潮のほんの10分ほどで2匹の青物が釣れ、これは爆釣かと色めき立ったが、その後は鳴かず飛ばず。2時間で20cmほどのメジナと30cmオーバーのアイゴが釣れて来たのみ。時間制限があったので16時に竿を納めた。
実は前にもこの磯で潮が満ちて行く間は釣れなくなった時があった。次は満潮の2時間前くらいからド干潮過ぎまで竿を出して検証してみたい。青物が入らない時間帯の傾向が掴めたら、その間は底物やカワハギを狙ってみれば良いじゃないか。オラちょっとワクワクして来たけど、そう上手く行くわけもねーよな。
両軸リールの扱いについては久々+向かい風もあり、軽目のバックラッシュを3回ほど経験した。しかし向かい風を経験したお陰で、スプール内の糸の遊びがどの辺りが限界か掴めたような気がする。その感覚がしっかり掴めれば飛ばないウキやらカゴでも投げられる道理になる。
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