2014年9月29日月曜日

三浦の磯とアイゴの調理

9月27日(土)

この日は気合を入れて暗いうちから磯に入る事に。松輪のアジを狙って4時に入釣。通称「高磯」に釣り座を設ける予定。一応スパイクは履いているものの、三浦の磯はほとんど藻類が付着しておらず歩きやすい。潮回りは中潮で6時半満潮。朝マズメは絶好のチャンス。


ここだろうと思って設定した釣り座は後々見なおしてみると「高い磯」と呼ばれる場所で、少し場所が違っていた。そのせいかアジは大苦戦。2号磯竿でオモリ3号の軽い投げサビキにしていたのだが、結局20cm強を2匹だけ。それほど実りの無いうちに夜が明けてしまった。



アジがロクに釣れなかったので早々に第2ラウンド、カワハギに突入。カワハギ用の狐針に青イソメを小さく付けてチョイ投げ。これはすぐ反応があったものの、延々とベラ。ベラがかかると言う事はカワハギが釣れてもおかしくないが、100%ベラ。そして根がきついので仕掛けは次々にロストして行く。

仕掛けが残り少なくなって来たのでこれはマズイと、なんちゃってフカセに変更。1号ウキの下に0.5号のオモリ、カワハギ仕掛けを吹き流しで付けて青イソメやらアサリやらで釣る事にしてみた。これだと根を気にせず広く探れるし、なかなか食いも良い。ベラばかりだなぁと思っていたら、ちょっと大き目の魚らしきアタリが来た。慎重にやりとりして抜き上げると30cmを超すでかいアイゴ。

抜きあげたらたまたまタモに乗っかっただけ

あまりにもでかいアイゴを見て、食えば美味いというのをどこかで読んだのを思い出してしまった。よし、食うぞ!とアイゴをクーラーに放り込む。その後もベラに混じってもう1匹30cmクラスのアイゴが釣れたのでさらにキープ。クーラーの中にはアジが2匹とアイゴが2匹となった。アイゴは体高があるので重量感があるなぁ・・・。

アタリも減ってきたので9時過ぎに一旦納竿し、後学のために他の磯を見てみる事に。最初は剣崎にしようかと思ったが、カワハギの実績があるという観音山下に変更。宮川港からてくてくと15分ばかり砂浜やら磯やらを歩く。荷物は水汲みバケツと付け餌に竿くらいにしておいたので楽だったが、これは荷物が多いと骨だろうなぁ。

人気の釣り座付近に着くと天気も良くて素晴らしい景色。風が強いせいか釣り人は少なめだったが、投げ釣りやカゴ釣りで人気の釣り座は全部埋まっていた。カゴの男性に聞いてみると、獲物はソウダガツオだけだとの事。そういやソウダガツオ釣った事ないなぁ。あまり美味しいと聞かないので食指が動かないからなぁ。


竿を出さなくても良いやと思っていたが、釣り場を目の前にしてそんなの無理なんだよ。私は少し手前の磯まで戻り、追い風になる場所で貸切状態で釣り始めた。例のなんちゃってフカセをしていると、上手いエサ取りが居る。ウキがゆっくり沈むのでアワセを入れるとスカる。かと言ってもう少し待つとウキは元通りになって餌だけ取られる。結局これは魚種が不明なままだった。

これ以外ではデカアイゴが1匹追加で計3匹に。一度正体不明のでかいのがかかったけれど、一瞬でハリスを切られてしまった。市販の大き目のカワハギ仕掛けをモトスから切られている。確か2号だったように思う。傷でも付いていたのだろうか。逃した魚はいつも大きく感じるものだけれど、50cmはあったな、うん。11時半ごろに納竿し、宮川港のまるよし食堂でマグロ漬け丼をいただく。振りかけられていた海苔の香りが良く、聞いてみると青海苔だそうな。ごちそうさまでした。


帰宅して一寝入りし、夕方からアイゴの調理。毒のあるヒレは禍々しいので見れば本能的に分かる。念の為ゴム手袋をしてニッパーで3箇所のヒレを切り離し、後は普通に3枚おろしに。4%ほどの塩水で立塩をして臭みを取る。その後全て刺し身にしてみたが・・・。

一番上が32cm

身はけっこう綺麗

うーん。私の調理もイマイチだけど、刺し身としては中の下程度かな・・・。食いきれないと判断し、大部分をフライにしてイタリアンソルトをかけたら、これは美味くてビールが進んだ。まぁ興味があれば食べてみては。

2014年9月24日水曜日

三崎港でカワハギを狙う

9/23(祝)

ここ1週間ばかりしつこい風邪に悩まされ、釣行は自重していた。ようやく平常と言える出来になったのでどこに行こうか頭を悩ます。この時間が良いのだ。遠投カゴ竿が入院中なので、投げやライトカゴ、フカセなどに釣法が制限される。結局体力的に一番楽なチョイ投げでカワハギを狙いに行く事に。長男さんが行かないのであれば夜半から松輪あたりの磯に入って、夜はアジ、昼はカワハギのリレーでもしようかと考えたが、カワハギ釣りなら行きたいと言う。子連れで夜の磯には入れないので、釣り場は三崎港に決定。まぁ病み上がりだしこれで良かろう。

3時過ぎに出発。嫁も長男さんのお守りで来る事に。4時半には城ヶ島大橋の三崎側のたもとに釣り座を構える。9時半干潮なので7時くらいには竿を畳んで帰ろうかなというライトな釣行。餌は青イソメと冷凍アサリ。ダイワの「特選 皮剥アサリ 徳用」というのを試してみたのだが、評判通りにベロが締まっていて使いやすい。

橋脚まで40mほどか。3mの軽い投げ竿で楽に届く距離で釣りやすい。ミスマッチだったなと思いつつ狐針3本の仕掛けにアサリを付けて投げ入れる。もう1本本格的な投げ竿も仕立て、たっぷり青イソメを付け、こちらはスズキでも釣れないかと100mばかりの水道の中ほどに投げる。

明るくなった5:30ごろからアタリが頻繁に出るようになったが、これが外道のオンパレード。フグ、ハゼ、オハグロベラ、キュウセンベラ、アナハゼ・・・。オハグロベラとアナハゼは共に25cmくらいと最大クラスのものが釣れた。が、結局本命は釣れず。根が結構あるので仕掛けは3つほどロスト。遠投した方も小さな漁船に道糸を切られてしまった。PEを巻き直したばかりだったのでこれは痛!釣れた魚は即座に全てリリースで予定通り7時過ぎにお帰りとなった。

カワハギで実績のある冷凍庫前を見に行くと、らしき手つきのお兄さんが。聞くと6時くらいに7~8匹釣れたが後が続かなかったとの事。バケツに2年生が数匹泳いでいる。う~ん。やはりこっちだったか?

9時前には帰宅して一寝入り。友人の誘いに長男さんを連れて代々木八幡の例大祭へ。長男さんは頑張って神輿を担いでいた。さて、来週はどうしようか。

山手通り沿いの社

屋台が立ち並び良い雰囲気
ついついいろいろ買ってしまう

2014年9月16日火曜日

勝浦釣行

9月13日(土)

この3連休、勝浦港で釣りを堪能する予定。でも実はこの3連休、勝浦・鴨川・館山で同時に祭礼があるとの事。これは予想外で、下調べが甘かった。13日の夕方は神輿が通りやすいように交通整理されていて勝浦港に近付くことも出来なかった。

当然勝浦港のキャパ分は他に流れる事になる。興津に行ってみたがろくな場所が取れずに苦戦。何とか入った西堤の波止先端で沖側にカゴを流すも、20cm超の小鯖4にアジが1匹。波止の港内側はアジが釣れてたけど竿を出すスペースは皆無。


9月14日(日)

起きると4時。朝間詰めに興津でリベンジしようと思っていたが、寝過ごしたなぁ。4時半着くらいのペースで出掛けるも、やはり竿を出す場所など無い。仕方なく不慣れなテトラに乗って竿を出すも、小鯖が数匹。全部リリースして6時半には帰ったが、その頃にはアジ狙いの人は誰も居なくなっていた。

夕間詰め。今日は車は勝浦港近くまで入れたが、全く釣り座が無い。港の入り口からタンク前まで1mおきに竿がある。流石にこれは無理と釣りを諦める。よくよく竿を見ると、主力の遠投カゴ竿の先端が折れている。テトラに乗った時にぶつけたのがまずかったなぁ。ショック。



9月15日(月・祝)

もうこの朝間詰めしか釣りの機会は残されていない。2時に宿を出て松部に寄ってみたが、先端に竿が5本置いてあり他に移動し、結局なげり港に入る。フグしか釣れていなかったが、漁業関係者のおじさんが言ってた通りに夜明けとともにフグではなくアジが釣れ始めた。アベレージ20cmちょっとのアジを10匹ちょい。6時にアタリが止まったので納竿。朝飯には丁度良い量だった。



釣りはイマイチの結果に終わったが、磯遊びやテニスをしたり2日連続で夜にBBQをやって楽しい旅行になった。満足。

2014年9月11日木曜日

久々のうみかぜ公園


9月10日(水)

午後から長男さんと一緒にうみかぜ公園へ。15時半ごろ釣り始め、長男さんはテニスらしき何かをすると走っていってしまった。この日は両軸の練習でもしようと思って竿とリールを持って行っていたのだが、結局億劫になってスピニングタックルで釣り始めてしまった。両軸で70~80飛ばしている組には棚13m~でポツポツと鯵が釣れている。

こちらも頑張れば60mほど飛ぶのだが、リールに巻いてある糸が50あるかないかなのが判明。傷んだ部分をたまに切っていたのだが、ここまで短くなってしまっていたとは予想外。しょうがないので40mあたりに投げ続けるが、この日は全くダメ。回りではたまに1年生鯖とアジが揚がっている。私は最終的にはフグ1アジ1という貧果に終わる。

手元が見えなくなって来たので18時前に納竿し始めたが、回りは逆に人が増え始めているような。どうもタチウオ狙いらしい。そういえば今年は当たり年だと雑誌で見たばかり。少し見ていたら近くの人が1本釣り上げた。おおー、タチウオ釣る所を生で初めて見た。生きた金属といった様相ですな。

長男さんがおなかがへったよーというのを無視してさらに見ていると完全に時合。あちこちでウキがじわーっと沈んでいる。皆さんじっくりと食わせているけれど、これは早合わせしたくなっちゃうなぁ。ソワソワしてしまう。しばらく観察を続け、変化のあったウキを5つばかり見た頃にはウキの動きは次第に沈静化して来た。

釣り上げたのは3本しか確認出来なかったが、岸壁一帯では2桁くらいは揚がっていたのではないだろうか。自身は貧果だったが良い物を見たと楽しい気分で帰途に。帰りに釣具屋で集魚ライトを買ったのは言うまでも無い。しかし週末は勝浦釣行だし、タチウオはタイミングを逃してしまいそうだなぁ。

2014年9月8日月曜日

知多半島釣行

9/5(金)

この週末は名古屋在住のCとカツヲの二人と知多半島での釣りを楽しむ計画。予定通り品川1800発の「のぞみ」に乗り込む。ホームは後発の「こだま」の列の方が長く、静岡県内で降車する人が存外多いようだ。のぞみの途中停車駅は新横浜のみ。乗車時間は約100分。昼寝には丁度良い。

名古屋駅までは自宅から2時間ちょっと

1941に名古屋着。合流後に釣具屋に向かう。友人2名は釣り初心者だが、Cは本格的に釣りを始めたいと言うので必要な道具をあれこれ見立てる事に。クーラー、タモ、水くみバケツ、竿立て、竿、糸、仕掛けなどなど。最初の一本は汎用性が高くて頑丈な投げ竿にしておいた。私も今でも予備に必ず車に積んでいく竿で、充分な長さと腰の強さが得られるため、困った時に何かと重宝する。

下調べによれば知多半島の釣りはほぼカゴは無し。フカセ、ヘチ、ぶっこみ、ルアー、エギングあたりのようだった。釣具屋の品揃えを見てもそれは明らかで、遠投カゴ向けの棚は店員の知識の無さが如実に反映されていた。投げサビキのラインナップはきちんとしていたので、爆弾は盛んなようだ。そんな事を考えつつ、カツヲにも竿とリールを見立てて買い物終了。仕掛けは投げサビキとキス釣りのものに加えエギを少々。21時には買い物を終える見込みが22時ごろまでかかってしまった。釣具屋の時空は少し歪んでいるようだ。

宿泊するC宅近くのホルモン屋で腹ごしらえの後、C宅で仕掛け作りのレクチャー。初心者にとっては手のかかるウキ釣り仕掛け。灯りが不十分だったり風が吹いている屋外では難易度が高過ぎるので、明るいところで一旦作って貰うのは必要な準備のうちのひとつ。


9/6(土)

そうこうするうちに時刻も1時を回り全員寝床に入ったのだが、どうにも目が冴えてしょうがない。早めに現地入りして眠くなったら車内で寝るのはどうだと提案すると、ドライバーのCも二つ返事で応じる。こうして2時前に出発する事に。

この日の予定では最初にハゼ、キス、豆アジなどを釣り、そこからの泳がせでマゴチやヒラメをゲットしようという計画。まずは師崎港北の大井漁港に向かう。雨がぱらつく中かなり霧も出始め視界は悪い。ゆっくり走ったが到着までは1時間ほど。漁港の北側から伸びる赤灯堤防を視察に行くと、先端で60絡みの男性がフカセをしていたが釣果は全然だそうな。海面を眺めていると変化がある度に夜光虫が青白く光り、赤潮でも出ていそうな雰囲気だ。これはいかんと早々に退散。この後師崎漁港も視察するが、やはり夜光虫だらけで赤潮も発生していた。

数時間前に名古屋の釣具屋で聞いたところ、知多の釣り場なら豊浜がイチ推しとの事。これは後で師崎の近くの餌屋で氷を追加した時も同じ事を言われたし、地図を見る限りでも頷ける話。知多半島の西側は三河湾の狭い入り口に阻まれて大型の回遊魚はあまり入って来ないらしい。半島東側に辿り着くために必ず通らなければならない伊勢湾の入り口も広いとは言えないが、三河湾側より有利なのは間違いない。その半島東側=伊勢湾側の一番外海寄りの漁港が豊浜なのだ。

夜光虫から逃げるように豊浜漁港へと向かう。大規模な漁港で釣り座には事欠かないようだが、なにせ初見なので立ち入りが出来るかどうか、車が通れるかどうかなどの細かい情報が全く無い。真っ暗な中を恐る恐る車を走らせ、ようやくここらで良かろうと停車する。

https://goo.gl/maps/DWKib

釣り座を構えたのは南に向いた岸壁で、柵もあるので安全だ。暗い中で投げサビキを作り始めたが、ここでウキに付けるケミホタルの径50mmを買い忘れていたのが発覚。そもそも暗いうちに釣りを始めようと思っていなかったので、ヘッドライトも1名分不足している。予定外の事態だったが、中通しの電気ウキなどを出してどうにか釣りを始める。

他の釣り人はタチウオ狙いの電気ウキが多かったが水深は5mも無いくらい。これでタチウオが釣れるなら、やはり豊浜は良い釣り場なのだ。途中雷雨などもあり、車内に避難したりしているうちに5時を過ぎて夜も明けた。明けてから7時頃までが釣りになるだろうと思っていたら、やはり25cmくらいの鯖が投げサビキにかかり始めた。30~40m投げないとアタリはなく、鯖の他に釣れている魚はそれほど居ない。

3人揃って投げサビキだったのが功を奏し、ドラ猫に釣果を横取りされつつも鯖をツ抜け程度確保。しかし予想通り7時過ぎにはピタリとアタリが止まってしまった。もうちょっと大きなアジが釣れれば嬉しいのになと思いつつ、私とカツヲは東側にある釣り桟橋を見学に。100mほどの無料の桟橋でファミリー中心に激混み。これなら真下に垂らすだけでアジも釣れるかな。

豊浜漁港右手の岸壁

Cはストイックに手返しを繰り返していたが、もうアタリは無い。メゴチやアジなどを泳がせていた竿にも反応は皆無だった。9時前に納竿して近くの「お魚ひろば」という鮮魚直売所に行き、海鮮丼やキンメの干物などで豪華な朝食。ここは品物が良くて価格も安い。午後にも釣りをすると決まっていなければ土産も買いたいくらいだった。

10時には人気店「まるは食堂」に付随の温泉に入り、13時まで昼寝。そろそろ潮も満ちてきたなと次の釣り場に向けて動き出す。豊浜港内の東側でエギングや投げサビキなどやってみたが、時間帯が悪く反応は皆無。

https://goo.gl/maps/NRqWn

小一時間で納竿して北上。内海新港に寄ろうと考えたが、クラブ系のイベントがあるとかで混み合っている。雰囲気のある漁港で名残惜しかったがしょうがない。さらに北上して今度は冨具崎港に立ち寄ってみた。

https://goo.gl/maps/lu6Er

ここは駐車場も広くて釣り場の足場も良い。若干水面まで高さもあるが潮通しも良く、理想的な釣り場だった。雰囲気は良かったが釣果には恵まれず、鯖を数匹追加した程度。夕間詰めを前にして雷雨に見舞われ、仕方なく納竿。もう少し出来れば釣果も付いて来たかと思うのだが。

この日の釣果は全てフライに。新鮮な材料を使ったフライは抜群の美味さでビールが進む。Cやカツヲは鯖の引き味がいたく気に入ったようで、特にカツヲは当初のお付き合い気分が吹っ飛んで釣り熱が高まっているようだった。腹が満たされると早起きの影響が出始め、22時ごろには皆寝てしまった。


9/7(日)

すっかり明るくなってから始動。干潮が1030ごろなので、この日はもう夕間詰めまでは厳しいなと諦観する私。Cの提案で喫茶店のモーニングを初体験した。店で「モーニングのメニューは無いんですか」と聞くと、飲み物を頼めば全てにモーニングセットが付いてくるらしい。へぇー。ウィンナーコーヒーとモーニングセットはこちらで430円。「ナポリタン」が食べたかったのだがメニューに無かったので、「イタリアン」というスパゲティも追加注文。


この日は近場の釣り場を視察する事に。お目当ての「名古屋港海づり公園」は2013年2月から堤防工事のため閉鎖されていた。2.5kmの堤防は是非体験してみたかったので残念。その後は中部空港対岸の「りんくう釣り護岸」へ。10mばかりのところにウキを浮かべた投げサビキのお兄さん達のクーラーボックスを覗かせて貰うと、25cmくらいのアジを筆頭にアジやサッパが30匹程入っている。ここは夜釣りなら安定した釣果がありそうだ。橋脚回りでスズキやカワハギも釣れそう。ここで竿を出しても良かったが、さらに南下し最終的に垂水漁港へ。


こういうの大好き

関東で言うなら千葉の大貫漁港のような鄙びた漁港でのんびり出来る。遠浅で小物感満載。ただしマゴチだけは期待できそうな。この知多釣行では結局カゴに逃げた感があるので、ここは心を入れ替えソフトルアーで丁寧に攻めるも空振り。チョイ投げに変更。

キスでも釣れれば良いなとCと2人で仕掛けを打ち返すが、遊んでくれたのはヒイラギとハゼのみ。まぁ素揚げで良いつまみになったようだが。カツヲは船道にサビキを投げ込んでいたが、全く魚信は無し。1430に納竿しカツヲを家に送り届け、念願の山本屋本店の本店(ややこしい)へ。Cと2人で味噌煮込みうどんを頂き満腹になったところで名古屋駅まで送ってもらい、今回の知多釣行はお開き。

山本屋本店・大門本店

今回の釣行で不思議だったのはカゴ釣りの少なさ。お隣の静岡発祥の釣りなのだから、もう少し流行っても良さそうだが、知多半島では皆無に近いのでは?青物が釣れないという評判だが、伊勢湾側には実は青物が入って来ているのでは?東京湾の入り口で一番狭いところで12km程度、伊勢湾入り口も10kmはある。青物釣り船は渥美半島先端沖が流行っている。ここから伊勢湾に青物がほとんど入らないのは合点が行かない。水深がひどく違うのでなければ有り得ないような・・・。この辺りは名古屋組が調査を進めてくれるのを期待したい。

2014年9月4日木曜日

愛知県知多半島でどう釣るか

今週末は名古屋の友人宅にお邪魔して知多半島での釣りを楽しもうという計画。潮回りは大潮前日の中潮で朝夕の間詰めと満潮時間が接近していて申し分無い。天気も曇り主体でそれほど問題は無いだろう。

土曜の師崎
潮位が100cmを切ったら休憩か

釣り場は知多半島先端付近の師崎、大井、豊浜あたりの漁港、あるいは隣接する軽目の磯になるだろう。最初は青物狙いのカゴにしようかと考えていたが、三河湾の入り口は予想以上に狭く、青物が入ってくる事は稀だと言う。

結論としてはマゴチ・ヒラメ・スズキを泳がせで釣るのを目標にして、餌のアジ、キス、ハゼなどが補給可能な道具立てにすべきとなった。エギングをやってみたいという声もあるので、柔らか目のルアー竿とエギ、ジグヘッドにワームくらいは持って行こう。しかし問題は名古屋まで電車移動のため、持っていくタックル量に厳しい制限がある事だ。

泳がせをやる前提なので2本くらいはそちらに回したい。名古屋組の竿は2.5mの渓流竿が1本、4m前後の投げ竿が2本になるはず。渓流竿は現物を見なければ分からないが、チョイ投げには少なくとも使えるだろう。調子が合えばエギングやワームにも使えるかも知れない。投げ竿は1本はキス釣りに使い、1本は遠目の泳がせにするか。

名古屋組の竿
・投げA  キスなど本気投げ
・投げB  遠目泳がせ
・渓流竿  ちょい投げ(エギ/ルアー)

私の竿
・ルアーA エギ/ルアー
・磯竿3号 ちょい投げ/投げサビキ/泳がせ

磯竿も3号ならチョイ投げとは言えない距離に使えるし、ジグを遠投する事も可能。まぁこの5本なら何とでもなる。すると私が持っていくべき釣具は軽目のエギ・ルアーを一揃いと投げサビキ一式か。おまけでチョイ投げやら泳がせ仕掛け。

さて、今夜は荷造りだ。

2014年9月1日月曜日

雨の乙浜で夜釣り

8月29日(金)

昼過ぎから釣行。今日は夕間詰めに間に合うように釣り場に入れて、翌朝の朝間詰めもフルに釣りが出来る時間設定。満足行く釣果が得られるまで釣り続けるぞと気合が乗っている。ここのところ北寄りの風が続いていて、釣り場は南面しているのが望ましい。三浦の剣崎あたりにするか南房にするかで迷ったが、結局南房白浜へ。

15時半ごろに白浜港の南側突堤へ。地元のカゴ師に色々話を聞くと、40mも投げれば充分で水深は1本程度との事。明け方は20cm程度のアジが入れ食いだったらしい。明るいうちだと海の色でよく分かるが、25m付近にはカジメの林がある。すぐ根がかりするけれど岩礁と違って絶対に取れないという程ではない。特にカジメ林の向こうは良いポイントになるようで、別の投げサビキ師が夕間詰めにぽんぽんと釣り上げていた。

南堤は大きなテトラが組んであり地元の釣り師はそれに乗って釣っているが、夜から雨の予報では私としては冗談では無いという感じ。本当は堤防先端の船道近くのテトラに乗って釣りたいが、先端から15mほどのテトラが一番軽目に積んであって堤防上からぶっこ抜き可能な場所に釣り座を設定。これは本当にギリギリの距離で、5.2mの竿でもうまく誘導しないとテトラに魚がぶつかって落ちてしまうような微妙な場所。

ともあれ16時には釣り始め。1投目から20cmほどの金アジが乗ってきて、爆釣の予感。雨がぱらつく中、しっかりと雨具を着込んで釣り続けるも、なぜか後が続かなかった。私はそもそもチヌ針5号でやっていたのだけれど、綺麗に餌が取られるので途中で3号に変更。すると掛かりが断然良くなった。同じくらいのサイズのムツも釣れ、他のカゴ師はハリスが切られて困るとバヤきつつ太いハリスを取りに行っていた。こちらのハリスそもそも4号なのでその心配は無い。飽きない程度には釣れていたが、結局ツ抜け程度で夕間詰めは終了。

20時をちょっと回った頃に港に隣接した定食屋わたなべに向かう。と、目の前で看板の灯が落ちてしまった。なめろう定食を食べようと楽しみにしていたんだが、来店時間がちょっと遅いかなとはこちらも心配していたところなのでしょうがない。ODOYAに弁当を買いに向かうも既に売り切れ。食パンと唐揚げなどの単品惣菜という変則メニューに。次からは絶対19時にわたなべ行くぞ・・・。

貧相な夕飯を済ませてから20時~21時くらいも竿を出したが反応も薄く雨も強くなったので車内に退避。翌朝3時まで寝てまた竿を出すが反応の薄さに2度寝。明るくなって来た5時ごろに本格的に起きて朝間詰めに竿を出すと、魚の活性が高まっているのが感じられる。40~50mラインでは20cmちょっとの鯖が連れ盛り、その鯖たちを躱してかつポイントが良いとアジが釣れて来る。

途中からはオキアミを付けるのが面倒になり、仕掛けを4本針の吹き流しサビキに交換。1投に1匹増える勢いで釣り続ける。8時前にコマセ切れで納竿する時には鯖30、アジ20、ムツ3といった釣果となった。出来ればシマアジなど混じってくれたり、40cmクラスの獲物が混じってくれれば嬉しかったのだけれどそれは虫が良すぎだな。各魚種の平均サイズは鯖とムツは23cmくらい、アジは19cmくらいの印象。アジは刺身になめろう、鯖はマリネに味噌煮に水煮と姿を変えた。

アジは全て金アジで極上の食味

地元の釣り師の話では明け方に40cmクラスのアジが釣れる事もあるとか、3kg級のアオリが釣れるとか大きな話が聞けてワクワクするのだが、今回は縁が無かった。個人的な乙浜の印象としては、エサ釣りなら坊主は有り得ない魚影の濃さが第一。これなら捕食者が来ないはずも無いとも思う。運が良ければ港内で中型以上の青物が釣れる事もあるのではないだろうか。