2014年9月29日月曜日

三浦の磯とアイゴの調理

9月27日(土)

この日は気合を入れて暗いうちから磯に入る事に。松輪のアジを狙って4時に入釣。通称「高磯」に釣り座を設ける予定。一応スパイクは履いているものの、三浦の磯はほとんど藻類が付着しておらず歩きやすい。潮回りは中潮で6時半満潮。朝マズメは絶好のチャンス。


ここだろうと思って設定した釣り座は後々見なおしてみると「高い磯」と呼ばれる場所で、少し場所が違っていた。そのせいかアジは大苦戦。2号磯竿でオモリ3号の軽い投げサビキにしていたのだが、結局20cm強を2匹だけ。それほど実りの無いうちに夜が明けてしまった。



アジがロクに釣れなかったので早々に第2ラウンド、カワハギに突入。カワハギ用の狐針に青イソメを小さく付けてチョイ投げ。これはすぐ反応があったものの、延々とベラ。ベラがかかると言う事はカワハギが釣れてもおかしくないが、100%ベラ。そして根がきついので仕掛けは次々にロストして行く。

仕掛けが残り少なくなって来たのでこれはマズイと、なんちゃってフカセに変更。1号ウキの下に0.5号のオモリ、カワハギ仕掛けを吹き流しで付けて青イソメやらアサリやらで釣る事にしてみた。これだと根を気にせず広く探れるし、なかなか食いも良い。ベラばかりだなぁと思っていたら、ちょっと大き目の魚らしきアタリが来た。慎重にやりとりして抜き上げると30cmを超すでかいアイゴ。

抜きあげたらたまたまタモに乗っかっただけ

あまりにもでかいアイゴを見て、食えば美味いというのをどこかで読んだのを思い出してしまった。よし、食うぞ!とアイゴをクーラーに放り込む。その後もベラに混じってもう1匹30cmクラスのアイゴが釣れたのでさらにキープ。クーラーの中にはアジが2匹とアイゴが2匹となった。アイゴは体高があるので重量感があるなぁ・・・。

アタリも減ってきたので9時過ぎに一旦納竿し、後学のために他の磯を見てみる事に。最初は剣崎にしようかと思ったが、カワハギの実績があるという観音山下に変更。宮川港からてくてくと15分ばかり砂浜やら磯やらを歩く。荷物は水汲みバケツと付け餌に竿くらいにしておいたので楽だったが、これは荷物が多いと骨だろうなぁ。

人気の釣り座付近に着くと天気も良くて素晴らしい景色。風が強いせいか釣り人は少なめだったが、投げ釣りやカゴ釣りで人気の釣り座は全部埋まっていた。カゴの男性に聞いてみると、獲物はソウダガツオだけだとの事。そういやソウダガツオ釣った事ないなぁ。あまり美味しいと聞かないので食指が動かないからなぁ。


竿を出さなくても良いやと思っていたが、釣り場を目の前にしてそんなの無理なんだよ。私は少し手前の磯まで戻り、追い風になる場所で貸切状態で釣り始めた。例のなんちゃってフカセをしていると、上手いエサ取りが居る。ウキがゆっくり沈むのでアワセを入れるとスカる。かと言ってもう少し待つとウキは元通りになって餌だけ取られる。結局これは魚種が不明なままだった。

これ以外ではデカアイゴが1匹追加で計3匹に。一度正体不明のでかいのがかかったけれど、一瞬でハリスを切られてしまった。市販の大き目のカワハギ仕掛けをモトスから切られている。確か2号だったように思う。傷でも付いていたのだろうか。逃した魚はいつも大きく感じるものだけれど、50cmはあったな、うん。11時半ごろに納竿し、宮川港のまるよし食堂でマグロ漬け丼をいただく。振りかけられていた海苔の香りが良く、聞いてみると青海苔だそうな。ごちそうさまでした。


帰宅して一寝入りし、夕方からアイゴの調理。毒のあるヒレは禍々しいので見れば本能的に分かる。念の為ゴム手袋をしてニッパーで3箇所のヒレを切り離し、後は普通に3枚おろしに。4%ほどの塩水で立塩をして臭みを取る。その後全て刺し身にしてみたが・・・。

一番上が32cm

身はけっこう綺麗

うーん。私の調理もイマイチだけど、刺し身としては中の下程度かな・・・。食いきれないと判断し、大部分をフライにしてイタリアンソルトをかけたら、これは美味くてビールが進んだ。まぁ興味があれば食べてみては。

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