2014年9月1日月曜日

雨の乙浜で夜釣り

8月29日(金)

昼過ぎから釣行。今日は夕間詰めに間に合うように釣り場に入れて、翌朝の朝間詰めもフルに釣りが出来る時間設定。満足行く釣果が得られるまで釣り続けるぞと気合が乗っている。ここのところ北寄りの風が続いていて、釣り場は南面しているのが望ましい。三浦の剣崎あたりにするか南房にするかで迷ったが、結局南房白浜へ。

15時半ごろに白浜港の南側突堤へ。地元のカゴ師に色々話を聞くと、40mも投げれば充分で水深は1本程度との事。明け方は20cm程度のアジが入れ食いだったらしい。明るいうちだと海の色でよく分かるが、25m付近にはカジメの林がある。すぐ根がかりするけれど岩礁と違って絶対に取れないという程ではない。特にカジメ林の向こうは良いポイントになるようで、別の投げサビキ師が夕間詰めにぽんぽんと釣り上げていた。

南堤は大きなテトラが組んであり地元の釣り師はそれに乗って釣っているが、夜から雨の予報では私としては冗談では無いという感じ。本当は堤防先端の船道近くのテトラに乗って釣りたいが、先端から15mほどのテトラが一番軽目に積んであって堤防上からぶっこ抜き可能な場所に釣り座を設定。これは本当にギリギリの距離で、5.2mの竿でもうまく誘導しないとテトラに魚がぶつかって落ちてしまうような微妙な場所。

ともあれ16時には釣り始め。1投目から20cmほどの金アジが乗ってきて、爆釣の予感。雨がぱらつく中、しっかりと雨具を着込んで釣り続けるも、なぜか後が続かなかった。私はそもそもチヌ針5号でやっていたのだけれど、綺麗に餌が取られるので途中で3号に変更。すると掛かりが断然良くなった。同じくらいのサイズのムツも釣れ、他のカゴ師はハリスが切られて困るとバヤきつつ太いハリスを取りに行っていた。こちらのハリスそもそも4号なのでその心配は無い。飽きない程度には釣れていたが、結局ツ抜け程度で夕間詰めは終了。

20時をちょっと回った頃に港に隣接した定食屋わたなべに向かう。と、目の前で看板の灯が落ちてしまった。なめろう定食を食べようと楽しみにしていたんだが、来店時間がちょっと遅いかなとはこちらも心配していたところなのでしょうがない。ODOYAに弁当を買いに向かうも既に売り切れ。食パンと唐揚げなどの単品惣菜という変則メニューに。次からは絶対19時にわたなべ行くぞ・・・。

貧相な夕飯を済ませてから20時~21時くらいも竿を出したが反応も薄く雨も強くなったので車内に退避。翌朝3時まで寝てまた竿を出すが反応の薄さに2度寝。明るくなって来た5時ごろに本格的に起きて朝間詰めに竿を出すと、魚の活性が高まっているのが感じられる。40~50mラインでは20cmちょっとの鯖が連れ盛り、その鯖たちを躱してかつポイントが良いとアジが釣れて来る。

途中からはオキアミを付けるのが面倒になり、仕掛けを4本針の吹き流しサビキに交換。1投に1匹増える勢いで釣り続ける。8時前にコマセ切れで納竿する時には鯖30、アジ20、ムツ3といった釣果となった。出来ればシマアジなど混じってくれたり、40cmクラスの獲物が混じってくれれば嬉しかったのだけれどそれは虫が良すぎだな。各魚種の平均サイズは鯖とムツは23cmくらい、アジは19cmくらいの印象。アジは刺身になめろう、鯖はマリネに味噌煮に水煮と姿を変えた。

アジは全て金アジで極上の食味

地元の釣り師の話では明け方に40cmクラスのアジが釣れる事もあるとか、3kg級のアオリが釣れるとか大きな話が聞けてワクワクするのだが、今回は縁が無かった。個人的な乙浜の印象としては、エサ釣りなら坊主は有り得ない魚影の濃さが第一。これなら捕食者が来ないはずも無いとも思う。運が良ければ港内で中型以上の青物が釣れる事もあるのではないだろうか。

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