10/13-14 宇久須-土肥
土肥通いの間に近隣の釣り場の噂もかなり仕入れる事が出来た。 真鯛なら南に二つ目の港である田子港が良いとか、 土肥以外の港なら富士山を眺めながら釣りが出来るとか。 そして常連さんが口を揃えて釣れると言うのが土肥から車で15分 ほど南にある宇久須港。確かにネット上でも土肥より評価が高い。 これは現場調査をしなければなるまい。
この日は1430ごろ宇久須港に到着。明るいうちは宇久須、 日が暮れたら土肥でという目論見。 宇久須の赤灯堤防の付け根には駐車スペースがあり、20台くらい は停められるだろうか。赤灯先端付近に座を取ったが、 後で聞いたところでは中ほどの方が良いらしい。
雲は無いが風は10m近くある
宇久須で青物を狙うなら、 赤灯堤防に積んであるテトラ上からの釣りになる。 このテトラには掟があり、 どんなに混んでいてもひとつ置きに釣り座を取らないと怒られるそ うだ。テトラ自体は小型の正三角錐タイプなので、普通のテトラよりは足場は良い。
普通のテトラ
風が強い影響で若干うねりがあるが、 意に介せずカゴを投げにかかる。 しかし初見の港としてはやはり風が強すぎたか。潮が見えないし、 水深を計ろうにも向かい風で碌にカゴが飛ばないので意味が無い。 ついでにアタリも一向に無い。 しばし自分の竿はそっちのけで他人の竿をじっと見ていたが、 どこにも大物の気配は無い。 高い壁の無くなる辺りで爆弾を投げていた人は豆アジを沢山釣って いたが、それを追っている魚は居ないようだ。
内房・下洲港も三角錐テトラだったなぁ
日が傾き始めると間詰めのシーバス狙いのルアーマンが数人先端ま でやって来たが、結局誰も20cm以上の魚を揚げなかった。 気合が入っている時に限って釣れない。そんな経験、 誰しもあるだろう。 この宇久須が静浦と並んで青物の実績が高いとか調べなければ気合 い入らなかったのに。くそぅ。
いろいろ沈んで行く
日が暮れてから土肥に移動すると、例によってUさんがタチウオ釣 りを始めている。並んで竿を出しながら一杯やっていたが、 一向にウキに変化が無い。 根魚でも狙っていれば確実に釣果はあるのだろうが、 一匹で良いからタチウオが釣りたいとウキを浮かべ続ける。結局、 気持ちだけでは魚は釣れんというのは再確認出来た。
1km以上離れたイカ釣り船の漁火
写真では分かりづらいが、球場か!くらい
翌朝はカツオに加えてイナダが10本ちょっと揚がり、 私も自身で一本、貰いもの1本の計2本をクーラーに収めた。 料理人のUさんはこの日揚がったイナダの刺身を持って来て皆に振 る舞っていた。さすがプロ、見事な出来栄え。ご馳走様でした。 私の隣に入っていたルアーマンは達者な人で、 じっくりとアクションを見せて貰いコツも教示して貰った。 ついでにイナダも貰った(ぉ)。 軽めのアクションは大事ですよね、感謝です。
イナダを阪神カラーと形容する日が来ようとは
さて、この日もタチウオは釣れず・・・。 果たして年内に釣れるのだろうか。
イナダだけでもいっか
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