2014年6月30日月曜日

小2に大サバを釣らせる事は出来るのか

6/27(金)~28(土)

鯖は食い飽きたという空気が家庭内に満ちていて、そろそろ大サバばかり追いかけるのは憚りが出て来た。昨夏に勝浦港でアジを釣って帰ったところ、嫁がグレープフルーツとアジの冷製パスタを作ってくれて大変美味だったのが思い出される事もあり、今度こそとアジを釣りに行く事に。東伊豆まで足を伸ばす予定だったが、天気も風もイマイチの予報だったので、いつものうみかぜ公園で夜釣りとなった。長男さんを拉致して金曜の21時頃に出発。

途中でアミコマセ、オキアミ、青イソメを購入し、2230ごろに公園に到着。長男さんは道中からぐっすりお休みだったが、着くと申し訳程度に15分ほど起きて、また力尽きた。公園内の釣り客はと言うと、普通は休日前夜に沢山並べてある遠投カゴの竿が全く無い。向かい風に雨の予報ならば流石に空いてるって事なんだね。

潮回りは大潮で、土曜の朝の5時と夕方1830頃が満潮。朝マズメはかなりのチャンスと見ていた。今は干潮の1時間ほど前で、ほとんど潮は止まっているという状況の中、私は足元のサビキに加え、投げサビキ仕掛けの両刀でアジを狙う事に。調子が良いと足元だけで20cmクラスがツ抜けになるのだが、この日は結局足元に垂らした糸にアジがかかる事は無かった。いつもの100円ショップの白バケで、実績あるんだけどなぁ。投げサビキは基本的に底近くを狙い、距離や棚を変えてみるも全くアタリが無い。周りも釣れていないので、てっぺん過ぎから一旦寝る事にした。

2時頃からまたいそいそとコマセをつめ替えては垂らし、投げ、忙しく働くも、全く魚信が無い。うっすら明るくなった3時半ごろに、ようやく本日初の獲物が投げサビキにかかった。15cmほどのメバル。


棚を調整しているところで、深めに取ったらわずかに底を引きずってる感じだったので、ゆっくりと回収するところに食ってきた。小さめだけれどキープして、一度やってみたかった炊き込みご飯の具にする事に。

この時間になると釣り客はかなり増えてくる。5時になり、すっかり明るくなった頃に足元の竿は納竿。カゴ仕掛けを一本作る。投げサビキは長男さんに投げさせるつもりだったので、3本針に切っていたのをさらに縮めて2本針に。竿は3mほどで、仕掛けは70cmくらい。これなら無理なく投げられるだろう。当の長男さんも6時頃には起きてきて、ちょいちょい小サバを釣り上げて眠気も吹き飛んだようだ。小サバと言っても、この時期は大きなもので25cmくらいになり、結構引き味も良くて楽しめる。

しかしこの日の目的は勿論小サバでは無い。かと言って、私が大サバを釣る事でも無い。実は「長男さんに大サバを釣らせる」事が真の目的。20cmそこそこの魚しか釣った事の無い彼に、大サバの引きを堪能してもらおうという計画なのだ。大サバは、そろそろコマセにも反応し始めているようなので、取り敢えずアジ用のアミコマセが無くなるまでは投げサビキ。その後は軽目のカゴ仕様でオキアミでという段取り。最初に使っていた投げサビキじゃあ30m弱しか投げられないので、距離が足りない。カゴにしてからが勝負かな。

私の方は7時頃に隣が釣り上げたのに続いて、大サバを1本揚げた。釣場全体が色めき立つも、見る限りではその2本しか揚がらず、群れと言うほどのものでは無かったようだ。その後は小サバ小サバ小サバ。長男さんの仕掛けをカゴに換装したのは日も大分高くなった頃。飛距離は最長で40mほどまで伸びて、これなら大サバを釣れる辺りまで充分飛んでいる。しかし鯖の回遊が無いまま、1430ごろに餌が尽きた。アミコマセとオキアミを共に3kg。撒き餌に使わずに全部仕掛けに入れて消費したんだから、何度手返ししたのか分からない。もう少しやれば潮も満ちてきて雰囲気が良くなるのは分かっていたけれど、体力がもう無かった。

獲物は大サバ1に小サバが30位。帰りに疲れを癒やすべく、湯楽の里という温泉施設に寄って帰る。2人で飲み物も入れて2千円ほどだったけれど、かなりの満足度だった。露天風呂から海が眺められるので、今度はぜひ天気が良い時に来てみたい。

前述のようにメバルは炊き込みご飯、小鯖は梅煮、大サバは〆。〆鯖はかなり手順を省略したけれど充分旨かった。炊き込みご飯は火加減を間違え、米は残念なものになってしまったが、味はなかなかのものだった。もう一度作ってみる予定。

長男さんに大サバを釣らせるのは、また試みるとしよう。今度は最初からカゴで。アジは南房か外房まで行かないと難しいのかな・・・。もう少し研究を続けてみよう。

2014年6月26日木曜日

うみかぜ公園で大サバ爆釣

◇6月下旬の夜な夜な

横須賀サバのハリスは1.5mで良いという名人の教えに従って、何本か針を準備する。がまかつの黒チヌ3号にトヨフロンの4号を巻く。ところが2本巻いたらハリスがなくなってしまった。
手前からカン付きチヌ8号、カン付きチヌ3号、黒チヌ3号で、全てがまかつ

翌日、DAIWAの船ハリス、ディープロンの真鯛用ピンク4号を購入。どこかの船宿の船長さんがムツ針はバラしにくいと書いていたので、それを信じてガマカツの金ムツ10号も購入。しかしこの船ハリスってのは腰がありすぎて巻きづらい。フカセ用の1.5号だと鼻歌混じりなんだけれど。苦戦しながらも何本か巻けて、もう使ってみたくてしょうがない。

ムツ針はネムリ(針先端の内側への湾曲)が入っていてバラシにくいと言われる


◇6月下旬のある日

さてその翌日。この日は大潮前日の中潮で、潮回りはかなり良い。午後は雨が降りそうな予報。これは釣り人が少なくて釣りやすいというサインでしかない。気付くと横須賀行きの高速に乗っていた。10時半ごろにうみかぜ公園に到着。

仕掛けは遠投カゴ10号に金ムツ10号を選択。30mほどの地点にポイントを定め、その辺りの水深を測定。13mほどあるようだ。9:30が満潮で、まだ潮が効いていない。カゴまでを11.5mほど取り、オキアミの山を海底に作るつもりで投げ始める。仕掛けに比して、ウキは浮力が勝ったものしか無かったので、すぐ倒れそうになり紛らわしい。タナも深いので、手返しを良くするためにカゴを15に換装。ウキはワダツミの12号表記のものを使っていたが、丁度良いバランスになった。

潮はどちらかと言えば澄み色で、青物釣るには申し分無い。べったり凪の海に無心でカゴを投げていると、2投に1投は1年生の20cm前後の鯖がかかってくる。これは大サバが釣れるのも時間の問題かなと思っていたら、隣のオヤジさんが大サバを1匹釣った。見ていると私が投げている距離よりも10mばかり向こうで、タナは6~7mのようだ。ポイントを作るという目的はあっても、群れが来たら郷に従うのが青物釣りの鉄則。タナと距離を合わせると、私にもほどなく大サバが来た。しかし近くまで寄せたらバレてしまった。ふむ?その次のアタリはモノにしたのだが、その後さらに2回バラした。これは針への糸の結び方か、大サバと針の相性か、どちらかが悪いに違いないと推測。ムツ針の独特の角ばった形状は、一旦飲み込んだ針が、また口から出る際に針がかりするように出来ている。その理屈が上手くいかない何かがあるんだろう。

チヌ針に換装してみると全然バレない。満潮から4時間後の1330ごろから大きな時合に突入し、入れ食い状態に。周りで次々に40cm前後の大サバが揚がる。私も3本目を揚げホクホクしていたが、4本目を抜き上げる時に手すりに仕掛けを絡ませて高切れを起こす大チョンボ。調子の良い針は無くなってしまったし、ひとつしか持ってきていない重めのカゴも失った。

ウキだけは回収したものの、カゴが軽いものしか無くなったのでまた手返しが悪くなる。もう1本作っておいたムツ針を付けてみたら、これは大サバがかかった途端にすっぽ抜け。ひとつくらいはこうなるんじゃないかと思っていたけれど、やはりなりましたか。

時合は15時前まで続き、そばで釣っていたW名人は15本揚げていた。私はトラブルを起こしまくっていたために結局その時点で4本。18時過ぎまでやって、1本追加の5本に留まった。この日のような大きな時合は珍しく、年にそう何度も無いとの事。確かに昨年も秋に1度みたきりだ。



20cmクラスを20匹、40cmクラスを5匹を引っ提げて、大きな顔で家に戻ったけれど、全部食べるのは難しい。大サバ2本残して実家にお裾分け。自宅の分は〆鯖に。全部で10時間位かかる面倒なレシピを試して翌朝食べてみたけれど、これは手間をかける価値があったなぁとしみじみ思える美味。これだから釣りは止められないよなぁ。


2014年6月22日日曜日

はじめての松輪&うみかぜ公園で名人に聞く

6/21(土)

本日は明るくなってからの釣行なので、行ったことが無い磯を見てみようと計画。横須賀の上州屋のホームページで、毘沙門あたりの磯に大型のカマスが産卵のために接岸しているという情報があったので、行ってみる事にした。

三崎側から毘沙門まで東進する事に。途上の釣具屋で情報を仕入れる。134号を三崎に向かって南進し、「釣具店たけしちゃん」のちょっと手前にある店。先日なくしてしまった果物ナイフの代わりにステンレスの刃がしまえるナイフを購入し、ご主人に話を伺うと、松輪港から入る勝磯と言われる辺りが良いかもとの事。松輪と言えばブランド鯖で有名な港。いそいそと向かってみる。少し内陸の道も走るのだが、一面に野菜畑が広がり、三浦大根でも土産に買って帰ろうかと言う気にさせる。

松輪港は三崎口から10分程度で、着いたのは朝の7時前くらい。小~中規模の港なのだが、停まっている車の数が多すぎる。軽く50台は超えるだろう。どう考えても漁業関係者だけではない。釣り船屋の客の車を港内に停めさせているのだろうか。


駐車場から撮った風景。この左手から磯に出られる。

磯に出る経路はすぐに分かった。平坦であまり滑る様子も無く、初心者でも心配の無いレベル。5~6人の先行者が居て、ほとんどがフカセ。あまり彼らの釣果を見る機会はほぼ無かったが、手のひらサイズのメジナを揚げていたところを一度見た。


なにかを採集しているおじさんとおばさんも居る。

私はカマス用のフラッシャーサビキを半分に切り、ジギングサビキとして利用。これは15分ほどでお亡くなりになった。そこからはメタルジグ中心に2時間ばかり攻めるも、一度バイトがあったのみ。いつの間にか誰も居なくなった磯全体をくまなく回ったが、汗をかいただけに終わった。





磯自体はそこそこ雰囲気があるので、小潮の干潮に来るなんて真似をしなければ勝負になると思う。これはフカセの初心者にはとても良い場所。再訪必至。


車中で一寝入りしてから、ボウズもなんだなぁと考え、横須賀・うみかぜ公園へ。13時ごろから竿を出す。Pointで買ったオキアミが溶けるまで、持参したアミコマセ+サビキでいそいそ投げるも、全く反応なし。1ブロック無くなってからオキアミに切り替える。チヌ3号に4号4mのハリスを結んだ1本針で勝負。これだと80秒くらいは流せる計算だ。15時ごろに軽めの時合が到来。1227の満潮から2時間半後の時合という事になる。私も40cmぴったりのゴマサバを仕留めた。前回のものより格段に引いた。楽しい~。



16時ごろにW名人のレクチャーを聞く機会があったので振り返っておく。名人はこの日6本(!)釣ったそうだ。曰く、
・ポイントを作るために手返し良く同じ場所へ
・名人は20mほどの所、棚はカゴまで10m、ハリス1.5m
・ハリスは底スレスレを漂うイメージ
・潮に流される分も計算に入れて棚を取る

ポイントを作る事についてはアジを釣る際には凄く意識するが、遠投カゴだと距離を出したくなるので二の次になってしまうんだよな。気を付けよう。名人は底の地形を全て把握しているので、ポイントが作りやすい場所も知っているのだろう。根の脇が良いんだろうなぁ。瀬も潮が利いて良い気がするが、それだとコマセも溜まりずらいし、どうなんだろう。次回以降、考えつつやってみよう。


2014年6月19日木曜日

東扇島に自転車釣行

6/18(水)

しばらく自転車釣行はしていなかったけれど、気候も良いし運動もしたいしで、30km以内でアジが釣れそうな釣場を探す。以前1度行った東扇島西公園にしてみようか。距離はGoogleMapに拠れば25.5km。私のペースだと1時間半程度。往復3時間ならそこまで疲れも残らないだろうし、場所は決定とした。

釣り方はアジならカゴに限るが、フカセの練習もしたい。結局はフカセ仕掛けを選択した。荷物を削るだけ削ったものの、タモと撒き餌が嵩張る。撒き餌はオキアミ1.5kgにムギコーンの小さい袋をひとつ。これは小型のバッカンに入れて荷台にくくる。

出発したのは2030ごろ。海に近づいたら、橋ともトンネルともつかない道をいくつか通らなければならない。レインボーブリッジのように、車も歩行者も通れるのに自転車が通れない橋があったりしたら途中で引き返さなければいけないかもしれない。そんな事にならないよう祈りつつペダルを回す。25kmくらいのゆったりしたペースで走行。これに信号などを勘定に入れると平均20kmをちょっと割る程度になる。

道中、特に何事もなく過ぎたのだが、やはり扇島に渡る際にひと波乱あった。扇島に続く海底トンネルを、歩行者も自転車も通行する事が出来ないのだ。どうやって渡ろうかと辺りを探ったが、どうにも手立てが無い。トンネル入り口に戻ると、何やら断続的に放送をしている。「排煙口の脇にある歩行者用通路を通れ」という事らしい。それらしい建物は他に無いので、入り口はすぐに見つかった。


歩行者用トンネルへと続く階段がある。時刻は既に22時ごろで人影は無い。周りに灯りはほとんど無くて、野良猫がうようよしている、ちょっと不気味な雰囲気。階段を降りて行くと、こんどはひたすら真っすぐなトンネルが・・・。


バイオハザードでこんな研究所あったよな・・・。そんな事を考えつつ先を急ぐ。ここは海底で、右手の壁のすぐ向こうを車が通っているらしい。トンネルは1kmを軽く超える。ここを徒歩で渡っている時に地震に遭ったらと思うと怖すぎる。こんな掲示もしてある。

なんで「人道」って単語を採用したんだよ・・・。

幸い地震に見舞われることも無くトンネルを渡り終え、東扇島西公園という、イカした方向感覚の公園に到着。先端から根元までひと通り見てみると、先端から中央まではエギやぶっこみ。根元のテトラ付近ではフカセで黒鯛狙いのよう。広い公園で釣り座に困る事はなかったが、釣り人は全部で20名くらいは居たろうか。私も根元で竿を出したものの、付け餌はボイルのオキアミで、たまに取られてはいたけれど、撒き餌が尽きるまでアタリらしいアタリは無し。棚は4~5mの底を基調に2.5mくらいまで上げて探るも効果なし。今回もボウズとなった。

0時半に納竿し、元来た道を帰ったつもりが、来る時には通っていない川崎駅前を通過。まぁその後は特に迷うこともなく帰りましたが、10kmを過ぎたあたりからお尻が痛くなり、騙し騙しの道中に。久々の長距離走だからしょうがないか。帰りの走行距離は29.6kmで、行きと足したら60km弱。例のトンネルを通過するのに時間がかかるので、所要時間は片道100分と言ったところ。

2時過ぎに帰宅し、ワールドカップのオランダ対オーストラリア、スペイン対チリを半分寝ながら観戦。このグループは早々に決まっちゃったなぁ。スペイン戦の地上波の解説者が2戦連続でスペイン贔屓のコメントばかりするものだから聴きづらい。あなたの好みは分かったから、解説はフラットにやりなさいと言いたい。

さて、東扇島に再訪はありやなしや。


2014年6月17日火曜日

午後の部 内房H堤防で討ち死に+α

引き続き 6/12(土)

館山K堤防でのフカセ練習からの帰り道。午後からは最近通っているH堤防の夕まずめを体験してみたい。いや体験せねばならない。だとすれば14時ごろに家を出たいが、ちょっとスケジュールがタイトだな。などと意味不明な妄想を廻らす。

帰宅後、鯖は切り身を塩で〆て身エサにして冷凍。メジナは刺し身にして昼飯用に。メジナは骨が硬いから良い出汁が出そうな気がするけれど。身の香りがあまり好みでない。この季節は特に。以後は極力リリースしよう。新島で食った島寿司は美味かったから、漬けにしてみるかなぁ。

ところで、魚を捌くのは出刃が最も楽だ。背が厚くて刃がねじれに強いから、思った箇所に刃を通せる。砥ぎがしっかり利くので、切れ味が良い。手数が減るから身も美味い。手入れをこまめにしろと言われるが、私はそこまで手をかけない。片付ける時によく拭くのだけは絶対だが、研ぐのは3~4回魚を捌いてから。私が釣りをする大きな理由のひとつは「美味しい魚が食べられる」事なのだが、同様の方はぜひ使ってみて欲しい。

下ごしらえの後は、軽目のカゴ支度をし、自転車屋にパンク修理に寄り、昼飯を食い・・・。1時間半ばかり寝られるかと思っていたのが30分になってしまった。昼寝の後に1430ごろ車を出す。内房H堤防に着いたのは16時前だった。

土曜の夕マズメという事で、10名強の先客が居る。ほとんどはエギングで、ほかは投げ釣りが1名、フカセが2名、遠投カゴが1名。少しして延べ竿のウキ釣りでアジを狙う3人グループも現れた。このうちキャスターはかなり達者な人で、目見当だが軽く6色は超えていただろう。

海の様子を見てみる。前回は赤茶けた潮色だったが、今回も泥潮といった様子で状態は悪い。嫌な予感がする。竹岡港のあたりに小川があるが、それだけではここまで濁るはずも無い。思ったより風の影響が出ているのだろうか。2つ目のブロックで同じカゴ師の隣に入る。私は近場を狙うつもりなので、爆弾に毛が生えた程度のライトなカゴ仕掛けだが、この人は本気度が高く、シャトルカゴで70ばかり沖を狙っている。

今回は潮受けの良いプラカゴを逆付けし、リアルアミエビサビキシリーズのかなり大きい仕掛けを半分の3本針に切って接続。天秤は使用せず、一番下の針から10cm程度のところにガンを打った。竿をあおる時にサビキの全長よりも大きくあおると絡んでしまうので、竿先の振れ幅は1m弱に留める。どこがポイントか分からないので、7m程度から50mくらいまで広く探ってみる。20m付近は異様にカゴの流れが速いので、浅くなっているのだろう。海藻が点在していて、たまにウキが沈んだと思ったら決まってアマモが絡んでくる。

風はそこそこあったが、水面が近いのでフケすぎて困る事は無かった

結局嫌な予感は当たってしまい、10数名居た釣り人の誰一人獲物を釣り上げる事は無かった。日が沈むと、それこそ潮が引くように私以外の人は皆居なくなってしまった。私も帰ろうかと思ったが、休日の19時ごろのアクアラインの上りは殺人的に混む。渋滞に嵌ったら、間違いなく居眠り出来る自信があったので、仕方なくカゴを投げ続ける。

夕焼け、綺麗だったなぁ・・・。
飛行機雲が流星のよう。
アジ釣れろアジ釣れろアジ釣れろ。

2030頃に偵察に来たお兄さん2人組と釣り談義をしたが、どうも木更津の辺りも海が汚くて釣りにならなかったらしい。これは東京湾内は全滅か。釣果を求めるなら、外房か南房に足を伸ばすのが正解だったようだ。しかしこちらは、このH堤防の様子が知りたくて来ているのだから仕方が無い。

その後すぐに納竿。21時過ぎに海ほたるに辿り着き、とんこつラーメンを食うと社内で仮眠。起きると、1時間ほどのつもりが4時間経っていた。いつの間に目覚ましを止めたのやら。

実はさらにもう1回行ってきたのだけれど、海の状態は全く同じ。1時間ちょっと竿を出したけれどボウズ。どうも相性も悪いのか。H堤防はしばらく時間を置いてみよう。


2014年6月16日月曜日

館山でフカセの練習

6/14(土)

カゴの獲物が鯖ばかりで食卓に変化が無い。嫁にも飽きられて来たようだ。ここはしばらく気分を変えようと、今シーズンの強化項目筆頭であるフカセをやる事に。以前に館山のK港に寄った際、岩礁の溝に沿ってゆったりと泳ぐ、大型の黒鯛と思しき魚影が見えた事がある。「いつかここでのんびりフカセでもやりたいな」と夢想したのを現実のものにすべく、準備にかかる。

前日の夜、釣具屋に寄り、フカセ向けの道糸とオキアミ3kgを購入。この週末は天気が良いので、あわよくば連夜の釣行だと、アミコマセも3ブロック購入。

道糸はサンラインのナイロン1.75号で、確かこれかと。「磯スペシャル テクニシャン Type-TC」。
 http://www.amazon.co.jp/dp/B002NPFCEO/ref=cm_sw_r_tw_dp_5fKNtb06G55HE
これをアルファタックルの一番安いブレーキレバー付きのリールに巻く。

竿はシマノのフカセ入門竿。確か上州屋の特売で1万ちょっとくらいで買ったような?この竿を使うのは3回目で、過去2回はライントラブルが多くてろくに釣りになっていなかった。その後はしばらくカゴ釣りをしていたので、ウキを使った仕掛けを作るのは大分速くなったのだが、フカセの実釣では果たして。

配合エサは2年位前に買った(笑)マルキューのチヌパワームギ
http://www.amazon.co.jp/dp/B001HYUYZ4/ref=cm_sw_r_tw_dp_XiKNtb1717SWR
黒鯛を釣りたいという気持ちが、釣りを始めた当初からあったのが窺える。

てっぺん回ってから出発し、K港に着いたのは2時ごろ。潮回りは大潮で、満潮が4時頃。風はそこそこあるが、波も穏やかで釣りやすそうだ。港内側で水中を照らしてみると、濁りがかなり入っているのが分かる。外道でアジでも来たら嬉しいと思っていたが、これは青物は苦しいか。

先客が皆無で、お目当ての堤防のコーナーに釣り座を構えることが出来た。海面を照らさないよう、港内側に降りて支度。オキアミと配合エサを混ぜ、仕掛けを作る。中通しの5B電気ウキを使い、針はチヌ2号にハリス1.5号を1ヒロ強。餌はボイルのオキアミ、ナマイキ君、アオイソメの3種。さて、始めるか。外海側の堤防に登り竿を出す。

道糸を巻き替えた効果か、ライントラブルはほぼ無かった。潮は左から右前方にかなり速く流れている。風向きも同じ。撒き餌をかなり潮上に打って、以前に見た溝のあたりに仕掛けが固定されるように試みる。ウキに反応は無い。潮に乗せて流してみても同様だ。ほんのり空が白む頃に、エギンガーがポツポツと現れる。


夜明け前の薄明かりの中、ようやくアタリが出始める。ウキがすいっと消し込まれるも小鯖ちゃん・・・。2~3小鯖を釣るうちに、道糸がうまく落ちて行っていない事に気付いた。暗いうちはせいぜい2mの位置に付け餌を流していた事になる。サルカンの上にゴム管を付けてやった方が良かったか。帰ったらウキの点検もしなければ。あっと言う間に明るさは増していき、海の中の様子も窺えるように。お目当ての溝がある岩礁帯の水深はせいぜい4~5mと考えていたが、濁りのせいで位置が確認できない。

ここでウキを1号の棒ウキに変え、針は大きめの丸セイゴ13号ハリス65cmへ換装。ハリスの途中に中通しオモリの1号を乗せてやる。より扱い易くはなったけれど、付け餌がゆっくり沈降する様はほとんど見せられなくなった。しかし朝マズメで食いが立ち始めたため、ウキはひっきりなしに沈むように。小さなエサ取りばかりで、大きめにした針にはほとんどかからない。23cmのメジナをキープした他は、針を飲んでしまった小鯖やメジナ数匹を持ち帰る事に。


本命の黒鯛の気配は全く無かったが、足場の良い堤防でリラックスしてフカセの練習が出来た。堤防に隣接した宿泊施設に今度泊まってみようかなどとも考える。H堤防や洲崎などで本気釣りをして疲れたら、ここでのんびりすると癒やされそうだ。


撒き餌が無くなるのと、フグにハリが取られるのがほぼ同時の6時半ごろ。これを機に納竿とした。課題としては、ガン玉の打ち方、針とハリスの結節の練習、ウキが正確に動作する仕掛け作りなどが挙げられるか。安全度が高い堤防なので、今度は家族と来ても良いな。

午前の部はこれにて終了。


2014年6月12日木曜日

横須賀で両軸リールの練習

6/11(水)

横須賀・うみかぜ公園へ。この日は午後から雨の予報で、平日でもあり、人は少ないだろう。この機会に両軸リールでの遠投カゴの練習をしようという考え。案の定、ポツポツしか人は居ない。これならバックラッシュをしても恥ずかしくないし(重要)、人様に迷惑をかける事もないだろう。これで釣果が付いてきたら言うことなし。

広く場所が取れそうなので、2本竿を出す事に。1本は実釣用の4.5mスピニング遠投カゴ竿。もう1本が投げ練習用で、シマノの磯遠投EV 4-620RP。末尾のRPがリア・パイプシートを表していて、両軸用に竿尻に近い位置にリール取り付け位置がある。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000BT8AA2/ref=cm_sw_r_tw_dp_2arMtb1JZC2F7

リールはアブ・ガルシアの6500C Rocket。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0042491H8/ref=cm_sw_r_tw_dp_zarMtb03FJY9T

朝の10:30ごろ到着し支度を始めると、数m左で投げていた人が大鯖を揚げた。棚を聞くと8mだとか。40mほどの距離でその棚だと、底から数えた方が早い。かなり深いので活性は高く無さそうだが、群れは居るという事だろう。海をよく見ると、茶色く濁った水の層が、太い川のように幾筋も表面を覆っている。このせいで棚が深くなっているのだろう。

最初はマサバと勘違いしたほどお腹の綺麗なゴマサバ

私も7~8mに棚をセットして数投。スパーっとウキが消しこむ。この光景は何度見てもカタルシス。引きも強くて、やりとりが楽しい。寄せて3度ほど空気を吸わせた後、ハリス5号の太仕掛けだったのでそのまま抜き上げ。後で測ったら41cmだった。

しかしその後は20cm前後の小鯖ばかりでパッとしない。釣る方はほどほどにして、実釣用の竿の手返し1回に付き、投げ練用の竿を2回投げる事に。練習用の竿には、バックラッシュを起こして高切れしても良いように、20号のオモリと安いウキだけ付けてある。いつしか雨がぱらつき始め、若干向かい風なので、レインウェアのフードの首元から雨が中に入って来るような状況。めげずに投げる、投げる、投げる。全然ダメだね。50mくらいしか飛ばない。このセッティングなら、100m近く飛んでも良いんじゃないかと思う。

メカニカルブレーキも遠心ブレーキもゼロにして投げても、バックラッシュを起こすことは無くなったので、実釣用の竿を畳んで、練習用の竿を実釣用の仕掛けに換装する。これで投げる回数は1.5倍くらいになる。実際に仕掛けを操ってみると、竿が長いせいでふわふわと捉えどころが無い。これは5.3mの方が正解だったかと思いつつも投げる。昼飯や雨宿り(一時7mmクラスの大雨が降った)を挟んだりだったが、7時間くらいは釣りをしただろう。それでも一向に飛距離は改善しなかった。最長で60mくらい。向かい風と雨が強くなってきたので、1730に納竿。獲物は前述の大鯖1、小鯖20。着替えのTシャツを忘れたので、濡れた服のまま暖房を焚いて帰るはめになった。


後で遠投カゴに詳しいページを見てみると、投げるイメージが間違っているようだ。右手で竿を押し出すように投げろとある。リールのサミングについても改善の余地があるようだ。次の機会に意識して練習してみよう。

持ち帰った小鯖は圧力鍋で梅煮に。骨まで食べられて美味い。大鯖は皮をガスコンロで炙って刺身に。そこそこ脂も乗っていて評判が良かった。次は〆鯖にして欲しいというリクエストがあったが、そんなん魚屋で買って来たやつでやれば良いよなぁ。


2014年6月9日月曜日

ワールドカップの影響

やばい。

中旬から本格的に釣りしようと思っていたら、ワールドカップが今週開幕するんじゃないか!

まずい。

夜釣り中に観ようとしても、今の私にはワンセグ視聴可能機器が無い。Torneである程度録画しておいて、見たい試合だけVitaに移して持ち歩くのが良いのか。Nexus5でVitaをテザリングして、PS3遠隔のTorne視聴という手ならリアルタイム視聴も可能か。バッテリー的にも波的にも、実用に耐えるのか不安過ぎるけれども。全く見られないわけではないのが分かっただけでも良いか。

地上波の全放映予定は下記リンクの通り。
http://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20131219/156390.html?view=more

個人的に予選で視聴したいのはこのくらい。
6月14日(土)1:00 メキシコ×カメルーン/NHK
6月14日(土)4:00 スペイン×オランダ/NHK
6月15日(日)7:00 イングランド×イタリア/NHK
6月15日(日)10:00 コートジボワール×日本/NHK
6月17日(火)1:00 ドイツ×ポルトガル/NHK
6月18日(水)4:00 ブラジル×メキシコ/NHK
6月20日(金)4:00 ウルグアイ×イングランド/フジテレビ
6月20日(金)7:00 日本×ギリシャ/日本テレビ、NHKBS1
6月22日(日)4:00 ドイツ×ガーナ/NHK
6月23日(月)1:00 ベルギー×ロシア/日本テレビ
6月23日(月)7:00 アメリカ×ポルトガル/TBS
6月24日(火)5:00 カメルーン×ブラジル/NHK
6月25日(水)1:00 イタリア×ウルグアイ/テレビ東京
6月25日(水)5:00 日本×コロンビア/テレビ朝日
6月27日(金)1:00 アメリカ×ドイツ/TBS

1日あたり1試合を微妙に上回っている。ちょっと体力的に厳しいか?しかし、14日のスペインxオランダ、17日のドイツxポルトガル、20日のウルグアイxイングランド、24日のカメルーンxブラジルあたりは絶対に押さえておきたい。帰ったら出来る限り録画予約を入れておこう。


ところで、この週末は雨の影響で結局どこにも出かけられずに欲求不満。さて、直近の目標としては、H堤防は様子は分かったので、今後は潮回りが良い日に必釣を期して出撃という事に。

それよりも釣りを始めて3シーズン目の今年は、ぜひ両軸リールでの遠投カゴをマスターしたい。6.2mもある竿+アブガルのRocket6500Cを買っちゃったのに、1回実釣しただけでバックラッシュの嵐に心を折られたままなので・・・。今度は空いてそうな大貫あたりで、投げオモリと安ウキだけで練習しよう。ハゼからの泳がせでマゴチという美しい流れを今度こそ達成したい。それをメインに、待つ間に投げ練すればいいじゃない。

次の土日、晴れますように。

2014年6月6日金曜日

週末の釣りを如何にせん

昨晩は雨が降って釣りもお休み。20時くらいに寝て起きたらもう明るい。連日夜釣りをして出勤してたんだから当たり前か。雨はポツポツと降り続けるようだけれど、どうしたものか。

夜釣りに行くなら、長男さんを置いていかないと釣場が限定されるから一人で行くかなぁ。もし行くなら外房か南房まで行ってしまおうか。勝浦とか乙浜とか。あるいは今夜から明日にかけてはゆっくり休んで、雨の弱くなりそうな明後日の日曜に勝負をかける手もある。気分としてはルアーよりもエサ釣りでゆっくりしたい。

後は釣り関連の思案を徒然に。


◯さば◯
横須賀の大鯖はなぜゴマ鯖ばかりなのか。小鯖には真鯖が混じるのに。熱海は30cmちょいの真鯖釣れたのにな~。

◯まごち◯
マゴチが真っ盛りになって来たので狙いたい。大貫方面でまったりするかな。

◯おとしもの◯
前回の夜釣りでは、内緒だがエギを入れ物ごと7本も落とし、ランタンも落とし、リールも水没し、と散々だった。ルアー用の肩掛けバッグを持って行かなかったのが主な原因。忘れないように。

◯くろだい◯
南房あたりでゆったりとフカセで黒鯛など釣りたい。

◯ぼうけんしゃ◯
横須賀以南の三浦半島も開拓したい。野比などの海岸や、小さな港も巡ってみたい。三崎港や城ヶ島も同様。

◯なごや◯
知多半島釣りの旅を本格的に計画しても良いなと思い始めた。名古屋組とスケジュールを相談してみよう。

◯なつようでもどうせあつい◯
雨の季節になったので、夏用のレインパンツが欲しい。涼しくて膝下まである、ゆったりしたものは無いだろうか。


さて、後は天気と相談しつつのお話。パッと降ってサッと晴れてくれんかな。

2014年6月5日木曜日

連夜のH堤防出撃

6/5(木)

連夜のH堤防通いになってしまった。今日はカゴに加えてエギまで持って。3時着でカゴ1hエギ1.5hばかりやったけども、昨日とうって変わって海の状態が悪い。水の色が赤茶けて汚く、ゴミが溜まっている。小潮で潮の流れもほとんどない。


夜明けの写真では全然汚さが伝わらないな。エギはテトラの上から広く探っていたのだけれど、大きくシャクろうが細かくシャクろうが、エギの色がピンクだろうが茶色だろうが全く反応が無い。そもそもベイトが全然入って来ていないので、それも当然か。カゴにも全く反応が無いくらいなので、これは潮回りを甘く見過ぎた結果か。次は中旬の大潮の頃、夕まずめに来てみようかな。


4時前ごろにエギンガーが堤防の右端に入ったけれど、その人も釣れていないようだった。私が5時過ぎに納竿すると、その人もそそくさと竿を畳んでいた。

前置きが長くなったけど、勇気を出して言うね。

ボウズです。

2014年6月4日水曜日

内房H堤防でアジを狙う

6/4(水)

利用しているカーシェアリングから、5月の利用金額が一定額に達したので6月は夜間の基本利用料がタダになったという報せがあった。そして明日から雨なのも分かっている。それに加えて早目に寝たら夜中に起きてしまった。これは行くしか無いでしょう。

今回のテーマは、近場でアジが釣れる場所を探すこと。外房や南房まで行けば釣れる事は分かっているけれど、明日仕事って時に往復3時間以上は辛い。釣りに3時間、移動に2時間の計5時間で良型のツ抜けを目標としたい。

Webで探しているとありましたよ、内房にHという堤防が。6月中旬以降がお薦めらしいから今は望み薄かもしれないけれど、ぜひ一度偵察しておきたい。

実際に行ってみると所要時間は1時間程度で、これについては注文通り。入り口を探すのに手間取って15分ほどロストしたが、初めての釣り場に夜入るのだから必要経費。さらに最初は手ぶらで現場視察。入釣経路は平坦ではないが、誰でも入れる程度の障害のみ。釣り座に人影は無い。これならと荷物を持って出直す。

釣り開始は3時を回った頃で、すぐに空が白んで来た。白バケのサビキを3本に切って30mほどカゴを投げる。ウキ止め糸にPEを使っていたら、シモリ玉が糸を乗り越えてしまった。1ヒロくらいまでならそれほど投げるのに支障がなく、ウキ自体は糸のところで止まるので、ちょっと不自由だがそのまま使用。ウキ止め糸を買っておかなければ。

独特の風景


余っていたコマセ1ブロックを使いきるまでの短期決戦。4時ごろに初めてウキが水面にくるくると光の輪を描く。揚がってきたのは小鯖。10cmあるかどうかの本当の小鯖で、少し肩が落ちた。その後もフグや小鯖がちょいちょいと釣れたが、本命のアジは無し。5時に納竿した。

私は貧果だったが、明るくなってからエギンガーが4名入り、そのうち2名が400~500gくらいのアオリを揚げていた。派手な墨痕があるなと思ってはいたが、ここは今がシーズン真っ盛りのようだ。狙いを間違えたかな。

なかなか雰囲気のある堤防で、再訪は間違い無いところ。次回は釣っちゃうよ。

2014年6月2日月曜日

横須賀の大鯖

2014/6/1(日)

昼過ぎから長男くんと横須賀はうみかぜ公園へ。上州屋横須賀中央店の釣果報告によると、大鯖が少数だが回って来ているらしい。今シーズンはカゴと投げを封印し、ルアーとフカセの経験を積もうと考えているが、こんな話を聞いてはどうにも落ち着かない。

うみかぜ公園は混んでいるのは必定。1本しか竿を出せない可能性があると踏んで、足元のサビキは出さない事に。大鯖用の遠投磯竿をメインに、あわよくばSkyroadの96MLと、バッカニアの安リールの試運転をという予定。バッカニアのリールについては、リールというよりも巻いてあるPEの品質チェック。書いていて気付いたが、やはり新しい糸に巻き直した方が安く付きそうだ。チェック用のメタルジグがお星様になってから巻き直すのも馬鹿らしい。

カゴ用の竿は、このところ使い勝手の良さに気付いた5千円クラスのプロマリンの3号磯竿。オモリを6~10号に抑えてカゴ仕掛けにしておけば、最大で70mくらいの飛距離は見込める。特にトラブルも無く、4.5mで取り回しがし易い割にこれだけ飛べば充分だろう。

餌にフカセ用のオキアミ4kgブロックを積み込むが、ちょっと量が多い。竿を出す時間はせいぜい3時間で、それで使うのは2kgが良いところ。しかしシーズン初めはコマセよりオキアミの方が食いが良いから仕方が無いか。オキアミ用の軽いカゴが無かったが、これは横須賀の上州屋で仕入れた。ついでに18号の遠投夜光ウキがあったので購入。

うみかぜ公園は駐車場もほぼ満車の盛況。芝生エリアでBBQを楽しんでいる人達のテントが数十はあった。W名人を見つけて声をかけると、ここが良いよと場所を見つけてくれた。感謝。スペース的にやはり竿は1本。

長男くんは暑いうちは車の中で本を読み、日が傾いたらスケボーをやる算段。賢いのう。方や父親は、時刻は未だ14時30分でまだ釣れる時間じゃ無いと分かっていても竿を出さないといられない。まぁ置き竿ってのも野暮だしね。そんな感じでのんびり竿を出すが、飽きない程度にウキに変化があって、20cmくらいのウルメイワシや鯖が釣れる。長男くんもたまにやって来て投げさせてと言う。体格的に振れるか心配だったが、まっすぐに30mほど投げてみせ、小鯖を2匹釣ってご満悦。

17時過ぎに20mほど左手で2本大鯖が揚がり、釣場全体のテンションが上がる。私もしばらくして1本掛けた。去年までは投げ竿でやっていて取り込みに気を使ったけれども、柔らかい竿だと全然緊張感が無く拍子抜け。嗚呼、これで真鯖だったらなぁ~。

なかなか40cmに届かない

若手2名が帰った後に入った50絡みの男性は1投目ですぐに1本揚げたラッキーマン。しかしその後はカゴを随分と流すので、いろんな場所で仕掛けを引っ掛けている。あなた、1本目はカゴを振ってからすぐ掛けてたじゃないですか。カゴ釣りってそういう釣りですよ。

オキアミの沈降速度約20秒で1m。ハリス3mなら約1分で流す効果は終了。ハリスや針の大きさで、付け餌にしたオキアミの沈降速度は変わってくるが、誘いも入れずにたっぷり5分も流しては明らかに時間のロスが大きい。さらにオマツリとなればどうするのが得かは明らかだろう。

18時を回ってそろそろ帰ろうかと思ったら、長男くんがもっと遊びたいとゴネる。これからはアジやらカサゴの時間だが、コマセも虫エサも無い。オキアミだけは残っていたので針に付け、棚を深く取ってマダイやらクロダイが掛からないかと仕掛けを打ち返すが、そんなに甘くは無い。その後は獲物も無く、19時前に納竿。

長男くんは宿題の日記に誇らしげに釣り自慢を綴り、私は大鯖の皮を軽く湯引いて漬けに。小物は圧力鍋で梅煮に。どちらも美味しく頂きました。