6/27(金)~28(土)
鯖は食い飽きたという空気が家庭内に満ちていて、そろそろ大サバばかり追いかけるのは憚りが出て来た。昨夏に勝浦港でアジを釣って帰ったところ、嫁がグレープフルーツとアジの冷製パスタを作ってくれて大変美味だったのが思い出される事もあり、今度こそとアジを釣りに行く事に。東伊豆まで足を伸ばす予定だったが、天気も風もイマイチの予報だったので、いつものうみかぜ公園で夜釣りとなった。長男さんを拉致して金曜の21時頃に出発。
途中でアミコマセ、オキアミ、青イソメを購入し、2230ごろに公園に到着。長男さんは道中からぐっすりお休みだったが、着くと申し訳程度に15分ほど起きて、また力尽きた。公園内の釣り客はと言うと、普通は休日前夜に沢山並べてある遠投カゴの竿が全く無い。向かい風に雨の予報ならば流石に空いてるって事なんだね。
潮回りは大潮で、土曜の朝の5時と夕方1830頃が満潮。朝マズメはかなりのチャンスと見ていた。今は干潮の1時間ほど前で、ほとんど潮は止まっているという状況の中、私は足元のサビキに加え、投げサビキ仕掛けの両刀でアジを狙う事に。調子が良いと足元だけで20cmクラスがツ抜けになるのだが、この日は結局足元に垂らした糸にアジがかかる事は無かった。いつもの100円ショップの白バケで、実績あるんだけどなぁ。投げサビキは基本的に底近くを狙い、距離や棚を変えてみるも全くアタリが無い。周りも釣れていないので、てっぺん過ぎから一旦寝る事にした。
2時頃からまたいそいそとコマセをつめ替えては垂らし、投げ、忙しく働くも、全く魚信が無い。うっすら明るくなった3時半ごろに、ようやく本日初の獲物が投げサビキにかかった。15cmほどのメバル。
棚を調整しているところで、深めに取ったらわずかに底を引きずってる感じだったので、ゆっくりと回収するところに食ってきた。小さめだけれどキープして、一度やってみたかった炊き込みご飯の具にする事に。
この時間になると釣り客はかなり増えてくる。5時になり、すっかり明るくなった頃に足元の竿は納竿。カゴ仕掛けを一本作る。投げサビキは長男さんに投げさせるつもりだったので、3本針に切っていたのをさらに縮めて2本針に。竿は3mほどで、仕掛けは70cmくらい。これなら無理なく投げられるだろう。当の長男さんも6時頃には起きてきて、ちょいちょい小サバを釣り上げて眠気も吹き飛んだようだ。小サバと言っても、この時期は大きなもので25cmくらいになり、結構引き味も良くて楽しめる。
しかしこの日の目的は勿論小サバでは無い。かと言って、私が大サバを釣る事でも無い。実は「長男さんに大サバを釣らせる」事が真の目的。20cmそこそこの魚しか釣った事の無い彼に、大サバの引きを堪能してもらおうという計画なのだ。大サバは、そろそろコマセにも反応し始めているようなので、取り敢えずアジ用のアミコマセが無くなるまでは投げサビキ。その後は軽目のカゴ仕様でオキアミでという段取り。最初に使っていた投げサビキじゃあ30m弱しか投げられないので、距離が足りない。カゴにしてからが勝負かな。
私の方は7時頃に隣が釣り上げたのに続いて、大サバを1本揚げた。釣場全体が色めき立つも、見る限りではその2本しか揚がらず、群れと言うほどのものでは無かったようだ。その後は小サバ小サバ小サバ。長男さんの仕掛けをカゴに換装したのは日も大分高くなった頃。飛距離は最長で40mほどまで伸びて、これなら大サバを釣れる辺りまで充分飛んでいる。しかし鯖の回遊が無いまま、1430ごろに餌が尽きた。アミコマセとオキアミを共に3kg。撒き餌に使わずに全部仕掛けに入れて消費したんだから、何度手返ししたのか分からない。もう少しやれば潮も満ちてきて雰囲気が良くなるのは分かっていたけれど、体力がもう無かった。
獲物は大サバ1に小サバが30位。帰りに疲れを癒やすべく、湯楽の里という温泉施設に寄って帰る。2人で飲み物も入れて2千円ほどだったけれど、かなりの満足度だった。露天風呂から海が眺められるので、今度はぜひ天気が良い時に来てみたい。
前述のようにメバルは炊き込みご飯、小鯖は梅煮、大サバは〆。〆鯖はかなり手順を省略したけれど充分旨かった。炊き込みご飯は火加減を間違え、米は残念なものになってしまったが、味はなかなかのものだった。もう一度作ってみる予定。
長男さんに大サバを釣らせるのは、また試みるとしよう。今度は最初からカゴで。アジは南房か外房まで行かないと難しいのかな・・・。もう少し研究を続けてみよう。
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