2014年6月16日月曜日

館山でフカセの練習

6/14(土)

カゴの獲物が鯖ばかりで食卓に変化が無い。嫁にも飽きられて来たようだ。ここはしばらく気分を変えようと、今シーズンの強化項目筆頭であるフカセをやる事に。以前に館山のK港に寄った際、岩礁の溝に沿ってゆったりと泳ぐ、大型の黒鯛と思しき魚影が見えた事がある。「いつかここでのんびりフカセでもやりたいな」と夢想したのを現実のものにすべく、準備にかかる。

前日の夜、釣具屋に寄り、フカセ向けの道糸とオキアミ3kgを購入。この週末は天気が良いので、あわよくば連夜の釣行だと、アミコマセも3ブロック購入。

道糸はサンラインのナイロン1.75号で、確かこれかと。「磯スペシャル テクニシャン Type-TC」。
 http://www.amazon.co.jp/dp/B002NPFCEO/ref=cm_sw_r_tw_dp_5fKNtb06G55HE
これをアルファタックルの一番安いブレーキレバー付きのリールに巻く。

竿はシマノのフカセ入門竿。確か上州屋の特売で1万ちょっとくらいで買ったような?この竿を使うのは3回目で、過去2回はライントラブルが多くてろくに釣りになっていなかった。その後はしばらくカゴ釣りをしていたので、ウキを使った仕掛けを作るのは大分速くなったのだが、フカセの実釣では果たして。

配合エサは2年位前に買った(笑)マルキューのチヌパワームギ
http://www.amazon.co.jp/dp/B001HYUYZ4/ref=cm_sw_r_tw_dp_XiKNtb1717SWR
黒鯛を釣りたいという気持ちが、釣りを始めた当初からあったのが窺える。

てっぺん回ってから出発し、K港に着いたのは2時ごろ。潮回りは大潮で、満潮が4時頃。風はそこそこあるが、波も穏やかで釣りやすそうだ。港内側で水中を照らしてみると、濁りがかなり入っているのが分かる。外道でアジでも来たら嬉しいと思っていたが、これは青物は苦しいか。

先客が皆無で、お目当ての堤防のコーナーに釣り座を構えることが出来た。海面を照らさないよう、港内側に降りて支度。オキアミと配合エサを混ぜ、仕掛けを作る。中通しの5B電気ウキを使い、針はチヌ2号にハリス1.5号を1ヒロ強。餌はボイルのオキアミ、ナマイキ君、アオイソメの3種。さて、始めるか。外海側の堤防に登り竿を出す。

道糸を巻き替えた効果か、ライントラブルはほぼ無かった。潮は左から右前方にかなり速く流れている。風向きも同じ。撒き餌をかなり潮上に打って、以前に見た溝のあたりに仕掛けが固定されるように試みる。ウキに反応は無い。潮に乗せて流してみても同様だ。ほんのり空が白む頃に、エギンガーがポツポツと現れる。


夜明け前の薄明かりの中、ようやくアタリが出始める。ウキがすいっと消し込まれるも小鯖ちゃん・・・。2~3小鯖を釣るうちに、道糸がうまく落ちて行っていない事に気付いた。暗いうちはせいぜい2mの位置に付け餌を流していた事になる。サルカンの上にゴム管を付けてやった方が良かったか。帰ったらウキの点検もしなければ。あっと言う間に明るさは増していき、海の中の様子も窺えるように。お目当ての溝がある岩礁帯の水深はせいぜい4~5mと考えていたが、濁りのせいで位置が確認できない。

ここでウキを1号の棒ウキに変え、針は大きめの丸セイゴ13号ハリス65cmへ換装。ハリスの途中に中通しオモリの1号を乗せてやる。より扱い易くはなったけれど、付け餌がゆっくり沈降する様はほとんど見せられなくなった。しかし朝マズメで食いが立ち始めたため、ウキはひっきりなしに沈むように。小さなエサ取りばかりで、大きめにした針にはほとんどかからない。23cmのメジナをキープした他は、針を飲んでしまった小鯖やメジナ数匹を持ち帰る事に。


本命の黒鯛の気配は全く無かったが、足場の良い堤防でリラックスしてフカセの練習が出来た。堤防に隣接した宿泊施設に今度泊まってみようかなどとも考える。H堤防や洲崎などで本気釣りをして疲れたら、ここでのんびりすると癒やされそうだ。


撒き餌が無くなるのと、フグにハリが取られるのがほぼ同時の6時半ごろ。これを機に納竿とした。課題としては、ガン玉の打ち方、針とハリスの結節の練習、ウキが正確に動作する仕掛け作りなどが挙げられるか。安全度が高い堤防なので、今度は家族と来ても良いな。

午前の部はこれにて終了。


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